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カテゴリ:政治
「元祖スパイ防止法推進」旧統一教会系シンポに維新、参政議員 関係断絶で自民の姿はなし
昭和60年に廃案になったスパイ防止法案を推進した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系の政治団体、国際勝共連合などが4日、制定促進シンポジウムを東京都内で開き、約300人が参加した。日本維新の会の石平、参政党の松田学の両参院議員が出席した。岸田文雄首相時代に旧統一教会との関係断絶を宣言した自民党の国会議員の姿はなく、動員力も40年前より激減し、教団排除が運動に影響している形だ。 スパイ防止法を巡っては、自民と維新の連立政権合意書に盛り込まれ、高市早苗首相が制定に意欲を示している。国民民主、参政の両党はそれぞれ似た趣旨の法案を国会に提出した。旧統一教会系としては、推進の「元祖」をアピールしたいとみられる。 ~「NHKから国民を守る党」の浜田聡前参院議員は「旧統一教会バッシングの中、現職の国会議員が来たのは大きい」と述べた。 ~昭和59年には、やはり勝共連合が事務局となって「スパイ防止のための法律制定促進議員・有識者懇談会」が発足し、政界を引退した岸信介元首相が会長に就任した。~ この当時、制定を求める集会には最高で4千人が集まり、参加者は旧統一教会とは無関係の保守系市民のほうが多かったという。自民や民社党の国会議員も数多く出席していた。 ~だが~岸氏の死去や中曽根内閣の退陣で制定の機運はしぼんでいた。 運動関係者は「当時と違い、事務局を担当する旧統一教会系が自民から関係断絶されたため、国民運動として盛り上がりを見せていない。教団排除の影響が安全保障に及んでいる」と話している。 --- 「教団排除の影響が安全保障に及んでいる」という発言には唖然とせざるを得ません。統一教会という明らかなカルト集団が政治に深く関与して、影響力を行使していたこと自体が、保守業界や自民党にとってはともかく、日本人一般にとっては、よほど「安全保障上の脅威」です。 そして、そようなカルト宗教(の影響下にある政治団体)が執着する「スパイ防止法」なんてものも、まともなものであるはずがないのです。もちろん、それに賛同する政治勢力も同様です。 この法案を推進している人たち、賛同している人たちの言動を見れば見るほど、空恐ろしくなるのは、かれらはどう考えても、「機密情報を盗み出すスパイ」を取り締まりたいのではないのです。いや、それも取り締まりたいのかもしれないけれと、それ以上に、気に入らない政治的主張、端的に言えば彼らが「反日」と見做す人たちを取り締まりたいのです。そのために、「奴等はスパイだ」というレッテルを貼って刑務所に送り込みたい、そのための錦の御旗としてスパイ防止法を求めている、それだけのことです。 だから、「反対する奴はスパイだ」とか「反対する政治家の戸籍を調べろ」(要するに反対する政治家は外国から帰化した奴だと言いたいのでしょう)などと叫ぶわけです。 まったく冗談ではありません。こんな連中の思うとおりの法律を制定することなど、○○○○に刃物、という事態を招くことは確実です。 そして、そのように対立する主張を強権的に取り締まるような方向性の先には、破滅的な将来像しか待ち受けていません。第二次大戦の日本、ナチスドイツ、いや、政治思想の左右は関係ありません。スターリンの大粛清もそうだし、イスラム原理主義なども同様でしょう。 そのような破滅的結末に向かう道を、日本はまた歩むのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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