楽園 / 夕木 春央 を読みました
普段は古本ばかり読んでいる古本好きですが、『方舟』で衝撃を受けたからには新刊ですぐに読みたかったので楽天ブックスで予約購入しました。☟楽天市場に飛びます2日かけてじっくりと読みました。何を書いてもネタバレになるので、ふわーっとした感想にします。これだけでも楽しめますが、『方舟』と『十戒』を読んでからの方がより深く味わえます。その2冊を読んだ後にこの本を読むと、途中で「あーなるほどね」と分かった気になります。分かるのではなく、分かった気、です。そして、やられます。『方舟』からもう一度読み返したくなります。ある登場人物にお伝えしたいです。「私も最初の選択は、あなたと同じにします。理由の告白前からそう考えていました。あなたの行動力と決断力と考え方に強く心を動かされます。それと、よかったね!」犬は出てきませんが、犬というワードがちょこちょこ出てきます。最後に、一部の人にとっては内容のヒントになるかもしれないので、ネタバレ絶対不可の方はここから先は読まないで下さい。クロエ・グレース・モレッツ主演の映画『モールス』を思い出しました。鑑賞後に「あれは最初からロックオンしてたよな…そろそろ交換時期やもんな…」と感想を言い合った後で、友人が放った名言?がこれです。「自分の息子が平凡な女性との結婚じゃなく、あんな底知れぬ魅力を持つ女性の食料調達係になる人生を選んだら、でかした!と褒める」だそうです。確かに、みんながみんな自由と自立を求めてるわけじゃないので、抗えない魅力に絡めとられて落ちるところまで落ちる幸せってのもあるなあ、と大人になって気付きました。