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テーマ:ミステリー(46)
カテゴリ:犬飼いの部屋
変な家/雨穴を読んだ ★☆☆☆☆ 表紙と帯からの印象で、 「不気味な間取り集+脚色した解説付き」だと思っていました。 フィクションかノンフィクションかということも読み始めに記載されていません。 奥付にこっそり書かれています。 だから第一章は背筋が凍る面白さでした。 で、第二章で あれれ?なんだか強引だぞ、 第三章、第四章で 横溝正史のパロディかな? 一日で軽く読めます。 ![]() 約束/ロバート・クレイスを読んだ ★★★☆☆ 「容疑者」でマギーとリーランドが大好きになりました。 続編ということで「約束」を読みましたが、続編と期待して読むとがっかりします。 主役はハードボイルドな探偵チームでK9チームはゲストです。 出番が少ないですがマギーは相変わらず愛と忠誠心の塊で、リーランドは犬族の素晴らしい理解者です。スコットはソーセージを切っています。 探偵チームの粋でオサレでキザな言い回しが続き、没個性な捜査関係者がわらわら出てきます。 マギーが出てこないので飽きてきて、合間に他の本を読んだりしたので、読み終えるのに数週間かかりました。 私のようにハードボイルドにむず痒くなってしまう体質でなければ、 不自然な展開がなく凝ったお話でしたので楽しめると思います。 嘘じゃないんだ!/ドナルド・E・ウェストレイク を読んだ★★★☆☆ 大衆紙の記者たちが金に物を言わせて無茶苦茶をやるけど、 そういえば殺人事件があったよね?というお話です。 木村 仁良 訳です。カタカナ語が独特ですがドートマンダーシリーズで慣れましたので、それはそれで楽しめます。 という訳でドートマンダーシリーズを先に読んだ身としましては、人物描写や、ありえない設定にいかに現実味を持たせるかという部分にドートマンダーシリーズ以上のものを感じ取れませんでした。 先にこちらを読んでいればドタバタ感と会話のまどろっこしさを楽しめたと思います。 ![]() 侍女の物語/マーガレット・アトウッドを読んだ ★★★★★ 管理社会系ディストピア小説です。 死んだ方がマシとしか思えない状況の主人公ですが、「下を見て暮らせ」的な階級制度や爪の先ほどの喜びがあるせいで、自分自身を騙しながら生きているように見えました。でも考えようによっては生き抜く能力がある人とも言えます。 旧約聖書を比喩として読み解かずに、都合のいい部分だけまんま当てはめるとこうなるよ、という世界でしょうか。初めて聖書を読んだ時に感じた善悪の境界線の不明瞭さや、一度の失敗でゲームオーバーという理不尽さを思い出しました。 フィクションだけどフィクションじゃないような。 色彩表現とクリームの代用品などの具体的な描写によって想像も具体的になり、入り込みやすい小説でした。たくさん出てくる決まりごとの一つ一つが、どこかの時代やどこかの国で聞いた話に重なるので寒気がします。 ドキドキする怖さではない、絶望感です。 共感しやすい人が読むとズンと沈み込んでしまいますので、気持ちに余裕があるときに読む方がいいと思います。 ☝ 楽天市場へ飛びます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.05.06 11:35:44
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