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テーマ:ミステリー(46)
カテゴリ:犬飼いの部屋
歯と爪/ビル・S・バリンジャーを読んだ
★★☆☆☆ 主人公リュウの物語と、遺体のない殺人事件の裁判が交互に描かれて進みます。 カットバック手法というらしいです。 年代や内容に反して読みやすく軽い雰囲気でサスペンス映画のようでした。 感情移入することなくサラッと読めました。 ただミステリーやトリックを期待させる割に、勘と偶然に頼りすぎの内容でした。 そして伏線が回収できない・・・。 何か読み落としたのかと再読しても、やっぱりわかりませんでした。 ネタバレ防止のため推理中のコナン君の心の声みたいになりますが、 * プロローグの「重要な意味」がどこなのか分からない * あの時かの人に電話を掛ける事ができたなら、誰のことだか分るだろうに * 通報はあの人がしたのか?記述が無いから違うとしたら、偶然か? でも偶然に頼って遅れたら彼らが来る前に奴が色々できてしまうし などなどです。ネタバレを検索して調べても出てきませんでした。 袋とじとプロローグがハードルを上げすぎています。 それさえなければ、もっと楽しめたと思います。
![]() ジョイランド/スティーヴン・キング 土屋 晃 (訳) を読んだ ★★☆☆☆ 裏表紙のあらすじによると、感涙必至の青春ミステリーだそうです。 それはさておき、スティーヴン・キングの小説は昔から大好きです。 この人の小説の良さはストーリーテリングだと思います。 以前、知人が「シャイニング」のことを「斧を持ったおっさんが追いかけ回す話」と表現したことがあります。 そういうシンプルな題材をこねくり回して、とことん想像力と表現力で膨らませてリアリティを持たせるところは尊敬に値すると思っています。 それなのに、英語の授業でよく見た直訳のような変な文章が並びます。 冠詞と代名詞をそのまま訳しているような文章です。 場面の切り替えの印がハートなのも気が散ります。 キングさんの調子が悪かったのか、翻訳の問題なのか、スムーズに読めなくて面倒でした。 文章だけでなく内容に関しても、心に迫りくる切なさ、感動、恐怖のようなものは一切ありませんでした。 昔の作品の素晴らしさが忘れられなくて読み続けていますが、90年代でピークは終わっているのかもしれません。 ![]() バベルの犬/キャロリン・パークハーストを読んだ ★★★★★ 木から落ちて亡くなった妻の死の真相を探るため、言語学者の夫が、唯一の目撃者である愛犬にしゃべらせようとするお話です。 謎の生い立ちを持つ大型犬のローデシアン・リッジバック、 過敏で自分をコントロールできないことを嘆く芸術家肌の妻、 優しくて愛情豊かだけど、ちょっと鈍感でしつこい凡人の夫。 ミステリータッチになっていて動物虐待の話も出てきますが、 中心は登場人物(犬も)の心の機微を追う内容で大変重いです。 今現在つらい状態にある人は、気持ちが安定してから読んだ方がいいと思います。 でないと引きずり込まれます。 ***** たまたま今朝は、録画してあった「坂上どうぶつ王国」土佐犬の赤さんと周南の野犬を観てしまい、朝から大泣きして真っ赤な目と頭痛を抱えて散歩に行きました。(ブログ引っ越し中につき2022年の話です) 以前、「うちら、いつでも一緒におんのが幸せや思てんのに」と犬にしゃべらせるACジャパンの盲導犬のCMがありました。 あれを見て家族がえらく怒っていました。きれいごとを言うな!と。 意見が合いました。わたしもそう思います。 一緒にいるのが幸せだと思っている相手を利用して、こき使うのか?と。 何度も飼い主が変わり、真夏のアスファルトや人混みを歩かされ、辛くて大変だろうけど有難く思っている、と感謝するならまだしも、 犬だって喜んでやってるんだろ~(ドヤ!)という態度はモラハラ臭がします。 選挙の度に動物愛護に関する考え方がまともそうな政党に投票するのですが、なかなか上手くいきません。 ***** 話が脱線しましたが、私は犬が大好きで、感謝して、尊敬しています。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.27 11:23:46
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