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カテゴリ:犬飼いの部屋
ミステリアム/ディーン・クーンツ
★★★★☆ 本を読むことができるほどの知性のあるゴールデンレトリバーと、 高機能自閉症の天才少年が出会う物語です。 言及されてはいませんが、このゴールデンレトリバーは「ウォッチャーズ」で遺伝子実験によって生み出された犬の子孫だろうと想像できます。 クーンツさんの愛すべきワンパターンが盛り込まれた小説でした。 素晴らしい犬、無垢な少年、芯の強い女性、頼もしい男性、正義感のある協力者、 性と食に異常性のあるサイコパスが登場します。 かの名作「ウォッチャーズ」の感動には遠く及びませんが、その分、泣いたり怒ったりせずに気軽に読めました。 若干、説明過剰なのもご愛敬です。 原題は「DEVOTED」意味は献身的です。もう題名だけで切ないです。 クーンツさんの犬愛たっぷりの小説です。 藤田新策さんの装画もはずせません。 ![]() ミステリアム (ハーパーBOOKS ハーパーBOOKS H152) [ ディーン・クーンツ ] カササギ殺人事件/アンソニー・ホロヴィッツ ☆☆☆☆☆ 上巻だけなら★★★☆☆ アガサ・クリスティへのオマージュという売りに惹かれて読みましたが、 私にとっては、特に下巻は、原作を下ネタでねじ伏せる同人誌のようでした。 登場人物に魅力が無いうえに、後出しの事実がありましたが、それでも上巻はまだ 大丈夫です。情緒のある軽めのクラシックなミステリーとして楽しめます。 ところが下巻は、名探偵コナンで言うところの「事件編」「捜査編」の放映後、 別の番組を延々と挟んだあげく、一か月後にやっと「解決編」を観た感覚です。 もう興味なくなってます。 更に、入れ子になっているのですが必然性がありません。 そして何といっても下巻に出てくる渾身のアナグラムがお下品すぎます。 その言葉自体は海外の作品では見たり聞いたりするものですが、そこに使うのか……と一気に萎えました。すべてをぶち壊す破壊力がありました。 この本は 書評家、書店員からの圧倒的な支持! を得たそうです。 色んな1位を獲得しています。 あのお下品を何とも感じない人の方が多数派なのか?と、なんだか私がカマトトぶっているように見えてきましたので、声を大にして言います。 私は下ネタ普通にOKですが、 TPOはとても大切だと思います。 ![]() 亜人/桜井画門 ★★★★☆ スプラッター度かなり強めです。 対象が人間である限り私は平気なので全く問題ありませんでした。 絵がデジタルっぽくて綺麗ですっきりしているので、血生臭い感じはしません。 セリフが少なく、コマ割りと絵が大き目なのであっという間に読めました。 1巻はドロドロ毒々しかったのに最終的にみんな愛されキャラ化してしまった事。 やたらと喫煙場面があった事。 犬の登場の仕方が嫌な感じだった事がマイナス要素です。 1巻以外はズッシリ来なくて読後感がそれほど悪くないので寝る前でも読めます。 17巻のあとがきを読んだら、2巻以降は作者が変わっていたそうです。 どうりで。 だから、1巻のセリフは何言ってるか分からない箇所がちょくちょくあったのに、2巻以降はスムーズに会話が展開していたのかと、納得しました。 人間や科学に対する考え方がうなずける部分が多く、沁みるセリフも多いです。 アクションあり、戦略ありで、全体にウィットが効いたスタイリッシュな雰囲気でした。 ![]() [新品/あす楽]亜人 (1-17巻 全巻) 全巻セット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.10.27 11:24:14
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