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TEMVUSE住人記

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あーちんの日記 ぶんたろ0118さん

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2005年02月26日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ずっと以前の日記に‘犬は幽霊が見える。’とする世間の俗説を肯定せざるを得ない
これまでの自分の経験について書いた事がある。その後も我が家の犬たちの言動?を見るにつけ ほとんど盲信するに到って今となった。

まず最初におかしいぞ!と気がついたのだが 夕方の犬の散歩時に前メードと私が
第一ラウンドの3匹づつを連れてゲートを離れて歩き出す。と?我が家の残り組み
たちが一斉に‘搾り出すような調子で’‘脅え震え上がった声を’‘遠吠えでも
するように’長く高く訴えるようになき始める。『キュウイーーン!』『ヒーーン!』
『ウワウーーン!』泣き声は和唱し 音色は上がり下がりしながら高音へ高音へと跳ね
上がっていくのだ。

この犬の‘大合唱’は必ず我々人間が家を離れた直後とパターンは決っている。不思議な
事に我が家からの‘犬の悲鳴めいた和唱’を我々お散歩軍団が散歩の行程を相当進めた
先で 聞きとめたことなど今だかって一度も無いのだ。必ず散歩のスタート時 ゲートを
出て住宅地と外地を隔てるフェンスへ差し掛かるあたりで必ず始まる。William時代にもサラ
との毎日でも変らない。日常茶飯事の現象なのである。

大抵はお散歩要員2人のうちの1人が(圧倒的にこの現象には頭に来ている女主人の方が)
引き連れた犬を相方に預けて家に戻り 騒ぎを収拾する。収拾すると言っても厳密には
することもない。ただただ家に飛び込み薄暗ければ家中の電燈をonして回わる。あらぬ
方角を見上げて泣き叫ぶ犬たちを
『怖くは無いの!』と半分は慰め 半分はだらしないと叱責して走る。序でに幽霊氏には
『引き取ってよ!こっちはマレー人じゃないの、外人なの!。ローカル人の恨みはローカル
人に晴らして貰ってよ!何度言ったら分るの!』と腹立たしげに叫ぶだけなのである。

一時は早朝も同様に第一ラウンドの始まりに‘大悲鳴合唱’が立て続けに起った。まだ真っ
暗の未明近い。近所への気兼ねで頭真っ白、怒り沸騰し、転げるように家に戻って家中の
電燈をつけまくった。と?ウソのように全匹がきょとんとした表情に戻って泣き止む。
まるで憑き物が落ちたとでも言ったように。そこで‘ハハーン!’と合点した次第だ。
幽霊氏は意外に‘灯り’には勝てないらしいと。薄暮や暗闇が彼の躍動の、活躍の条件らしいと。

昨晩は夜中の2時半過ぎにこの大悲鳴合唱が起った。‘すわっ!幽霊の奴!’と女主人は
飛び起き 2階のホールの全電燈をonした。名指揮者の一振りのタイミングとは当に
これとばかりに‘ぴったあ!と叫びは止った!『ふん!幽霊のやつ。夜中に人さまの犬たち
使って騒ぎを起こさせようったって そうはさせない!』眠気と怒りで不愉快そのもの。
『犬を騒がせて自分の不当だった人生の‘恨み’へ注意を喚起させようと言うのでしょ? 
私はお宅の国の犬たちの世話で手一杯なの、見ての通り。あなたへの余力なんて1ミリも無いの!!』

と再び3時半近くに 階下から‘大悲鳴’が上がった。前回はサラも起きて階下の電燈を
付けて回ったようだ。寝込んでいるのか今回は何の動きも無い。‘よろしい!’ 階段を
駆け下り 電燈をつけた。Gigioとキアラがリビングの真ん中の柱を見上げてうろたえた
表情で叫んでいた。が私と明るさを取り戻した空間に‘うん?’と我を取り戻し急に尻尾
を振り始めた。『お休みなさいね!』

‘それにしても何でこうも度々騒がせるのよ?ひょっとしてあなたの命日でも近いの?’  

PS
多分私を多少ともご存知の向きには 今日こんな馬鹿げた騒動について書いてる辺りから
きっとあのJohn君は元気な姿を見せたに違いないと推測された事だろう。その通り。
今朝は亭主の後を心配して私も車を走らせた。亭主が車を降りて心配そうな表情で野原
に目をやり『John!』と最初の一声を掛ける。と薮からぬっと真っ黒な姿をJohnが顕した!
目尻を下げて手招きする亭主。こちらも思わず嬉しくて車から降りた。と?私の出現に
脅えるように慌ててJohnはまた薮に姿を消した。もう私ですら受けつけないほど脅え切っ
てる。また車にすっこむ。暫くして餌を整えるのが亭主1人と納得して のそのそ少し
体を傾け気味に歩いて出てきた。餌を食べ始めるJohnの周りには いつの間にか
10数羽の鳥達が囲む。カラス、くちばしだけが黄色に黒い小鳥たち。勿論餌のおこぼれ
を待ってるのだが それでもJohnの友達のようにも写って 暫しその情景に見とれて
いた。

『<終>』

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大原 素子 oharas@pd.jaring.my





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最終更新日  2005年02月28日 20時50分20秒



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