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TEMVUSE住人記

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あーちんの日記 ぶんたろ0118さん

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2005年04月25日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
週明けの月曜日 ダックスフントくずれの仔犬の送り先は 当然ながら
頼む先はマイケルのシェルターなのだが 終日マイケルと連絡が取れず
2,3回 隣の庭へフェンスの穴から 侵入して彼女を見舞った。
人恋しさで ひとしきり遊んだ後は必ず 家に戻ろうとするのを 後追い
して ひどく胸が痛んだ。が心を鬼にして 頑として家には入れなかった。
Williamが『可愛い奴だから あんたが飼ったら?』と嗾けたが一蹴して
相手にはせず。‘何を今更 寝ぼけた事を!’と相手の無責任な気まぐれ
に呆れもした。皆 部外者なのだったとこんなケースに思い知る。

晩御飯を早めに済ませて Permasまで車を走らせた。そこでマイケルを捕まえ
仔犬の引取りの了解を得た。何日もあの子を孤独な空家へ閉じ込めて於くのは
可哀想だと心配したのだ。

今朝 早速お湯のシャワーを裏庭の隅っこで済ませ シェルターへ送って
行った。Williamの膝に抱かれて 幸せそうに眠りこけている‘ベス’ちゃん
は当に天使の寝顔そのもの。どの犬も例外なく 我が家の庭のシャワーを済ませ
シェルターへ車で送られていく間 ‘やっと苦労から救われた。こんな扱いを
ずっと待って居たんだ。’と肩の力を抜き 気を許して体を伸ばす。
Peaも、さぶも、ぽちも、マリも、どの子もみんなが。。‘ごねんね、私の子供
にしてあげられなくて。’と運転しながら内心で 毎時 ひたすら謝る。
彼らの期待を裏切るのが 何より辛く 申し訳なくなる。
もうベスは少なくとも路上の野良犬でない。それだって強運だったのよと思う。
幸せになって欲しいと切に祈る。

ぽち、さぶ、が入り口のドアーまで迎えにきた。気になっていた‘マリ’は
姿を見せない。勿論 Peaも影も形も無かった。が暫くして マリがworkerに
誘導されて出て来た。大喜びで 両足を私の胸について ‘アップ’する。
喜び方も人並みでない。この子との縁もほんの数十分のことだったのに まるで
長年の飼い主にめぐり合った喜びようである。不憫でもあるが 可愛さは
一層募る。Peaはずっと先に立てられた小屋の横の高い木の根元に穴を掘って
寝そべっていた。マリもその辺りから駆けてきたのだが 新参ものや力のない
ものは あまり中心地には でしゃばらないのが犬たちの常識のようだ。
その意味では2匹とも 相当な知恵者だと感心する。
 
さぶが相当 ベスを気にしてブースの前で 臭いを嗅ぎ回る。ベスは怖いの
もあろうが 気も強いようで 中から歯をむき出して威嚇の真似事をしてみせる。
一方 heat中もあってマリにもさぶは煩く付き纏っている。マリは尻尾をきつく
下に巻いて 嫌がっていた。がこの辺も問題がありそうだ。
どちらも避妊してないのだがら。

我々が帰る時になって マリが猛烈に悲しがり フェンスのあちこちを
試して 後を追うとする。その泣き方も身につまされるほどの切迫感が
籠り 今も耳に残って仕方がない。可哀想で当に‘後ろ髪をひかれる。’
思いだ。

最後に気の重い現実もまた目にした。
グレートデンが瀕死状態でベスのブースの前に横たわっていたのだ。
先日の黒犬といい 間をおかず もう一匹がこの世を去ろうとしている。
が医者が呼ばれることは無いらしい。伝染系の病気であったらとどうするのか?
午後からもう一度マイケルに会う必要がある。

家の沢山の犬を守る。その為には近所の犬にも気を配る。街へ車を走らせれば
苦労する犬には何がしかの手を差し出す。そして救われた施設の犬たちにも
気を抜く事も許されそうにない。
『これでひとつ問題が解決した。』とベスを送り届けた帰りにWilliamが
ほっとして呟いたのだが ‘そうかなあ’とあの黒いグレートデンのぐったり
した姿をちらちらして 私は安心できるものでなかった。

誰もが最善をしてる、少なくともしようと努力しているのだと思いたい。
其れを否定しても 事態が好転するのでもなく 反対に自分も切なく
幸せから一層遠ざかるのだと言い聞かせる。これは私の次女が前回の
帰国時に 一生懸命 後ろ向きになりがちな私への教訓として
伝えて呉れた言葉である。実感しきっているとの自信は無い。が  
最近は物事にポジテイブに光を当てるようを心掛けている。まあ
まだ自己暗示発信、レベルは初心者マークつきってところで・。

犬の人生を決めるのも ほんとに神経は使い、くたくたになる。この
蒸し暑さの中での数日の騒ぎは相当 堪えた。今日はもう絶対に犬の
話はしたくないと思う。が頑張ろう、シェルターに送ったあの子たち
の為だもの。マイケルと一緒にもう一度 シェルターにだって足を
運ぶわ。

『<終 


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大原 素子 ??????@pd.jaring.my





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最終更新日  2005年04月26日 16時35分00秒



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