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あーちんの日記 ぶんたろ0118さん

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2005年07月06日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
もう殊更に言っても詮無いと思うようになってしまったのだが
今朝 間違いなくMPJPがJohnを襲ったと思う。何度呼んでも
姿を現さなかった。小一時間後 再度 置き餌をチェックに
出向いた。こういったケースでは 毎度 車の中からそっと餌場の辺りに
私の視線は釘付けになる。不安と心配で胸が苦しいほどいっぱい
になる。‘あったあー!’と叫ぶ。餌置き場の前に引っ張り出して
食べたプラスチックの袋の残骸が白く 浮いて見えた。
‘良かった。また災難は免れたんだ。’

餌置き場の様子を見ると ご飯ものだけを食べて もう一袋の
ドライフッドは皿の向うに転がっていた。野原に出てもう一度
大声で『John!』と連呼した。すぐに緑の背景から 真っ黒の
体が現れた。『JOhn、ご飯の続きを食べなさーい!』と叫んで
お皿に拡げて 急いで車に戻った。Johnはじっと動かずに
警戒している。発車させると同時に 漸くトコトコ走りはじめた。

何度も何度もの襲撃で 一層警戒心が強くなり どんどん私との
距離は遠くなる。がそれでも構わないと思う。私と仲良くなって
Johnをどっかに連れて行ったとしても 今以上の幸せを保証できる
自信も無くなってしまったのだから。

もう少し待って呉れたら?数年?
ひょっとしたら Michalのシェルターでの生活よりはましな
日々を送らせてあげる事も夢ではないかもしれない。
が数年はあまりにも遠い先で とってもJohnには間に合い
そうにない。

この土地で捨てられた犬が生き延びられる日数といえば
2,3週間が精一杯だろうと哀しく推測する。
Johnは一昨年の11月から 1年8ヶ月 一人で頑張って
生き延びている。孤独を守った慎重さの堅さがその大きな
助けになっていると思う。
清潔な水と栄養のある食事、確かにこれは生きる基本的な糧で
その私の手助けは大きいとも思う。が何よりもJohnに一番の
糧は 毎朝 ‘John!’と呼んで 訪ねてくれる誰かが居る
ということではないのかと信じて疑わない。
彼の一人っきりの毎日を孤独から 救っていることだと。

『<終>』

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大原 素子 ??????@pd.jaring.my





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最終更新日  2005年07月06日 23時49分46秒



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