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4月の最終日夕方から 亭主は麻雀へ出かけると電話が入る。夕飯は一人分 だけということで 気が軽くなる。3日ほど 早朝は雷雨で散歩に連れて いけなかった埋め合わせに 一人でぼつぼつと犬を連れて散歩に出た。 がその手間はつくづく半端なものでないと息を上げ 大汗をかいた。 そこで予定外だが夕方早くシャワーを浴びた。このバスルームは水捌けが よくない。ぬかったような水面を無防備に 勢いをつけて小走りに出ようと した瞬間 ‘するりっ!’と大きく足が滑った。もう見事と言うほか無い勢いで バスルームのタイルの上に身体は横倒しになった。そして最後に‘ガツン!’ と頭をタイルの角でぶつけた。目から火花が散った。 ‘あー、またやっちゃった!’と瞬時に後悔したがあとの祭り。 実はシャワーの終了と同時に 太郎がホールを窓へ向って移動するのが 見えた。‘いけない、今日は内の猫を屋根に出したくない!’と思い ホール の窓を閉めるか 太郎を止めようと気が急いだ。屋根下に餌を食べに来る きーちゃんが 朝の豪雨で足止めされてか 朝の次点では食べてなかった。 夕方やってきて 太郎など我が家の猫が屋根上を占領していれば また 餌を食べ損なうことになる。それが気の毒だった。 いつかの日本の整体医師の指摘ではないが 私はいつもこうして あれこれ 先へ先へと思い煩って それに上手く乗り切れず騒ぎを起こす。今回は その典型の失態だった。が亭主なぞは『風呂場での事故って お前酒でも飲み過ぎて ふらついたのか?』なぞと推測した。‘お宅じゃああるまいし・。’と呆れて 反論もする気も無い。相手の性格にこれほどに無頓着というのは 時に遣り切れない。 頭をそっと撫でてみると耳の上あたりに 恐ろしいほどの盛り上がりかたでタンコブが 立ち上がっている。ほとんど高さは5センチくらいもあった。幸い切れていない。 血も流れ出していない。暫く痛みで物も言えず 横滑りした状態で息を潜める。 救援を呼ぶにも声は 庭のレナには到底 届かない。 お湯の泥濘の中に横たわったまま ‘これで今年になって2度目の事故。3度目に はあの世逝きかもね。’と思う。誰にも気が付かれないで あっさりあの世逝きという のは 充分ありそうだと近頃の幾多の自分の事例で 覚悟し始めている。 幸い 結果は何事も無く‘タンコブ事例’で事は終了した。 今朝(5月3日)また中国人の整体医院へ出向いた。治療はあくまでも‘むち打ち’症状の 改善の為なのだが どうもこの風呂場事件で 頭を打ち付ける瞬間 よほど身構えたらしく それ以来 右首が廻らなくなっていたのだが 医院で集中的に背骨やら 頭の筋やら 悲鳴を上げるほどごしごしマッサージされたお陰か すっかり元通りに柔らくなった。 ランニング一枚で走り廻り 半日で数百人の治療に当ると聞く あのおじさん整体師には 心よりお礼を告げて 治療費12RMをお支払いして帰っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月03日 15時10分36秒
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