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2005年12月19日
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珍本。絵のタッチが現代マンガと全く異質。「漢」の世界を描いた漫画(マンガではなく漫画ね)。
 李陵を主人公とした、西域の骨太の男達の世界。(李陵は有名な前漢の将軍ね。匈奴と戦って囚われて、後、匈奴の単于の娘を妻として20年間西域で生きた人。劇的な人生なので小説の題材としてよく扱われる。中島敦の作品「李陵」が有名)。
 まぁプロット自体は置いておくとして、注目したいのは絵のタッチ。今のマンガと全く異質。DNAレベルで別の種。
 ここで言うDNAというのは、勿論マンガの神、手塚治虫氏の作り上げた“流れ”の事ね。彼が今のマンガの“文法(お約束事)”を作り上げたわけです。
 ところが、この作品は全然異質。絵のタッチ、コマ運びも。(これ、実際に観て貰うしかないのだけれども)
 例えて言うなら、新聞の政治風刺一齣漫画ってあるでしょう(いかにも古臭い、老人が描いているのだろうな、という感じの)。あれをもっと芸術的に洗練させ、かつ極端に熱っぽい絵で、ストーリー漫画を描かせたらどうなるか、という物。
 今のマンガの感覚からすると明らかに異様。でも、その古臭さ(または稚拙さなのかも)が逆に、妙に感動的。なんか「西域を舞台とした荒削りの熱い血潮の野郎ども」の話に絵のタッチが妙に合っているというか。
 1972年の作品。考えてみれば、手塚治虫氏以外にも漫画家はいたわけで、(勿論他の漫画家が“滅びちゃった”のはそれなりの必然性があったのだが)今はいなくなった彼らの、「最終到達点」的作品なのかもしれない。
 さらに言えば、手塚治虫氏が如何に巨大な存在だったか、という事でもあるだろう。他の“流れ”を絶滅に追いやったのだから。
 (そういえば「劇画」という流れもあるな。また「少女漫画」も別の流れだろうな。単純に絵のタッチだけで「進化の系統樹」を追っかけてみるのも面白いだろう)
 シーラカンスが実際に泳いでいる映像をニュースで見た事があるが、(作品それ自体への感動と別に)同じ様な妙な感動を覚えました。
 >゜))))彡






最終更新日  2005年12月19日 23時52分52秒
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