2007/04/24(火)06:38
特急電車「サンダーバード」内強姦事件
「見て見ぬふり」ではなかったのでは。想定外の鬼畜の出現。
何と言ってよいのかわからない醜悪な事件ですね。
JR北陸線の特急電車「サンダーバード」の車内で2006年8月に、当時21歳の女性を乱暴したとして大阪府警淀川署は07年4月21日、解体事業を営む植園貴光被告(36)を強姦容疑で再逮捕した。上園被告は06年12月にJR湖西線の電車内と駅トイレで2件の女性暴行事件を起こしたとして逮捕・起訴され現在公判中だ。さらに今回、強姦の「再犯」が明らかになり、再逮捕に至った。(J-CAST 4/23より)
犯人の異常な鬼畜ぶりはさておき、「何故、40名ほど乗っていた他の乗客が何もしなかったのか」という点がニュースなどで言及されています。
主な論調は、「見て見ぬふりとはケシカラン。日本人の道徳はこれほどまでに堕落したのか」といったもの。
確かに、どうしようもないクズが増えている様な気もしますが(イヤ、ハッキリ増えている(-_-#)、この件に関しては少し違うのではないでしょうか。
私は単にニュースを見ただけですので無論詳しい状況はわかりません。
故にただニュースで見聞した範囲内から察すると、ですが、被害者女性はどうも助けを呼んでいないようなのです(泣いていただけらしい)。
これでは他の乗客は、恋人または夫婦の「痴話喧嘩」と区別がつかなかったのではないでしょうか。
(「異変に気付いた乗客もいた」との報道ですが、これって「女性が泣いている」という意味だけですよね。また、気がついた乗客人数は何名だったのでしょうか。キチンと裏づけを報道機関は取ったのでしょうか)
さらに言えば、犯人の鬼畜ぶりがあまりに常軌を逸していた為、「まさか車内で」という思考の盲点を突かれた状態でもあったのでは無いでしょうか。
(実際、こうした場合、「車掌、警察への通報」に身の危険を感じますか。感じませんね。クズに判らないように通報すれば良いだけです。容易です。
私は極めて“平凡”な人間ですv( ̄¨ ̄)。故に恐らく、やはり日本人の大多数も危険を感じないでしょう。)
つまり「日本人一般のモラルの低下」の問題ではなく、「一部の人間の(モラル以前の“合理的”思考の)“壊れっぷり”」の問題として見るべきだと思うのです。
(正しく問題を分析しないと、当然、正しい今後の対処法も出てきません。マスコミのミスリードの問題。マスコミは“わかり易い物語”を常に欲しています)
そうそう、韓国のメディアでも紹介されたようです(朝鮮日報)。
もしかしたら・・・・。
この報道、「日本=性犯罪者の巣窟」イメージの国際的定着を狙った、一部の“特殊”な政治的嗜好の人々とこれまた一部の“特殊”な国との見事な連携プレーによるイメージ操作戦略も含まれていたのではないでしょうか(穿ち過ぎ(^○^)。でも将に慰安婦がらみで揺れている時期だからね)。
おまけ。
もしもの時、「助けて!」と漠然と不特定多数に助けを求めても動かない場合があります。誰でも良いのですが、指を指して「貴方、警察へ通報してください」と指名する方が良いでしょう。
また、戸外で襲われた場合、「人殺し!」では屋内の人が出てこない場合があります。「火事だ!」と叫ぶべきです。出て来るはずです(とりあえず誰かが出てくれば襲撃者は怯みます)。
以上の事は海外でも役に立つと思います。
アルミホイッスル 【緊急時に役立つ笛】 地震で瓦礫に埋まった時だけじゃない。
ピーって吹いた後「そこの・・・」って言うだけで、怯みますよ。