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2008年05月28日
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敬語のお勉強しましょうね、若宮啓文ちゃん。

 最初に断っておきますが、これは朝日新聞へのイデオロギー的な批判ではありません。「日本語の文章として、敬語の使い方が支離滅裂だ」という新聞としての、否、社会人職業人としての基礎的な能力欠如の問題を扱っています。

 朝日新聞5月26日朝刊9面、連載「風考計」。若宮啓文氏(朝日新聞コラムニスト)の文。題して「宮中晩餐会 エールの交換 読み解けば」。中国国家主席コキントウの来日、宮中晩餐会に関してのもの(内容自体、左右イデオロギー以前に、くだらないとしか言いようがないものなのですが、内容に関する批判はここではしません)。

 全般、敬語が滅茶苦茶なのです。

 例えば一段目。
 「こうして、昭和天皇の残した宿題を果たすように北京の土を踏んだ天皇は、歓迎晩餐会で注目のお言葉に及ぶ。」

 上記の文、主語は「天皇」ですね。述語は「及ぶ」。

 述語「及ぶ」の敬語表現(尊敬語)は「及ばれる」ですね(本当は天皇の場合、特別な敬語表現があるのだけれど、そこまではここでは問題にしません)。

 若宮氏は敬語表現を使っていません。
 そして、それをここでは問題にしません。何故なら、サヨクなら「敬」していないからです(私はここでイデオロギー非難はしないのです)。

 では、何で「お言葉」なんだ?
 「言葉」だろうが。

 統一が取れていない。支離滅裂。


 さらに一例。終段。
 「天皇陛下はすぐにお見舞い文を送った。」

 若宮氏は、この記事の中で「天皇」と11回記している。その内、「天皇」は8回、「天皇陛下」は3回。

 どっちだ「天皇」と呼び捨てで表記するのか、「陛下」と尊称をつけるのか。
 朝日はどっちにするんだ。決めろ。

 無論、どちらでも良い(イデオロギー上の問題だから)。
 が、混在はありえない。

 しかもこの一文、「天皇陛下」と「陛下」を付けて表記したのだから、敬語表現ではない「送った」は誤り。「送られた」が正しい。


 あるいはこの一文。
 「仏教のこととはいえ、皇室のご先祖が中国の僧から『戒』を受けたとは、これぞ天皇ならではのエールである。」

 「皇室のご先祖」?「皇室の先祖」だろう、「天皇」と呼び捨てているのだから。
 (「『尊敬語』ではなくて『丁寧語』だ」と言い逃れるのならば、何故他の箇所では「丁寧語」を使わないのだ)


 また他の箇所では「天皇陛下ご夫妻」と(「天皇夫妻」ではなくね)記している。

 しかし、全文を通じて、一度も動詞で敬語表現が為された箇所はないのだ。


 大丈夫か、若宮啓文ちゃん。
 確かに動詞の敬語表現は難しいでちゅね。「ご」や「お」を、ただつければ良いというのと違いまちゅからね。
 「やる」「あげる」「差し上げる」。難しいでちゅね。日本語をお勉強している外人さん達も四苦八苦でちゅよ。
 でも、頑張ってお勉強しないと、社会人になった時、困りまちゅよ(こんな敬語じゃあ、中学生以下)。



 若宮啓文氏は、否、朝日新聞は「天皇」に敬語を使う気があるのか、ないのか?

 
 もう一回書きますがここでは「天皇陛下に敬語を使わないとはケシカラン」とか「テンノーに敬語を使うとは、朝日はバカウヨか」といったイデオロギーから来る非難はしていません。


 「商品」なのに「間違った日本語を使っている」からです。職業人として失格だからです。

 朝日新聞の記者は恐らく「ジャーナリストとは日本を正しい方向へ導く、偉大なる指導者の事である」と考えているのでしょう。そして新聞等マスコミを「劣等民族日本人を啓蒙啓発する為の手段の一つとしてあるものだ」と認識しているのでしょう。


 違いますよ。

 ジャーナリストはその本質において、八百屋さん、公認会計士さん、不動産屋さんと全く同じく、様々ある職業の一つにしか過ぎません。指導者サマじゃないんです。「正しい方向(イデオロギー)」とやらも他の職業の人と比べて、特別に“知っている(強制できる)”訳ではありません。

 そして、新聞は「商品」です。それ以上の物じゃない。


 若宮啓文(あえて呼び捨て)、及び朝日新聞校正担当者、そして全朝日新聞関係者よ。

 これが売り物になる「商品」か

 個人がブログで意見を発表しているんじゃない。金を払って読者は購読している。


 (そういえば朝日新聞には「中国を侵略した歴史を捨象しすぎだと思う。」と書く早野透編集委員もいたな。「捨象」って「捨てる」という語の高級表現じゃないよ。「abstraction=抽象」の事。基礎的な国語力の無い記者多すぎ。拙ブログ2005年11月14日参照。)


 イデオロギー優先で、自己の職業人としての能力を研鑽してこなかった、哀れなプロパガンダ屋達の末路でしょうか(;O;)。






最終更新日  2008年05月29日 07時01分58秒
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