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『犬の鼻先におなら』

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2013年03月30日
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 ロルフ・ハリス著『動物ウソ?ホントの話』を読んだ。
 (本自体は頭の凝らない雑学本といった物だが、同じような話が多く、飽きる。「イルカが人を助けた話」と「犬が遠く離れた飼い主の所に戻った話」が幾つも)

 その中の記述(p178)
 「メスのアヒル「ドナルド」は、第二次世界大戦中、第二ゴードン高地連隊兵たちのマスコットだった。
 そのドナルドが日本軍につかまって、あわや殺されそうになったとき、スコットランド軍のウィリアム・グレイ伍長は、とっさに突拍子も無い嘘をでっちあげて、ドナルドの命を救っている。
 日本の占領軍にむかって、スコットランド人はむかしからアヒルを信奉している民族だ、とのたまった!ドナルドは神聖な生き物だから、毎朝欠かさず日の出の時刻に、軍全体であがめたてまつらねばならない----と。
 すると、迷信深い日本の兵隊達は、アヒルを殺す決定を中止して、おそるおそるドナルドを遠巻きにしながら歩いたものだ。
 当のドナルドはというと、腹をすかせた戦争捕虜たちのために、それまでどおり卵を産み続け、終戦まで生き延びて、グレイ伍長と一緒に無事にスコットランドに帰っている。」

 「迷信深い日本兵」(嘲)
 「アジア人は劣っている」という植民地支配者根性丸出し。隠そうともしないね(「敵国である我々英国人の宗教まで日本兵は尊重してくれる」と英国兵が確信しているところがミソ。本当は「信奉しているのなら、是非とも殺さなきゃ」と敵国兵士なら考えてもおかしくない)。

 単純に最初からアヒルを殺そうとも考えていなかっただけの話だろう(アヒル料理ってどんなのか想像出来る日本人が現代でさえどれほどいるか)。英国兵のペット飼育にまで配慮してやっているに過ぎない。

 日露戦争時、ウラズオストク巡洋艦隊を攻撃した大日本帝国海軍第二艦隊司令官、上村彦之丞は海上に投げ出されたロシア兵600人以上を救出しているが、この時、ロシア兵の飼っていたカナリアまでも救助している(ロシアの教科書にも載っていたらしい)。

 また第二次世界大戦時、スラバヤ沖海戦で大日本帝国海軍駆逐艦「雷」の工藤艦長が撃沈された敵国英国艦隊の将兵を、422名も救出している。「諸官は勇敢に戦われた。いまや諸官は日本海軍の名誉あるゲストである」とは工藤艦長の英国兵へのスピーチ(英国艦隊の潜水艦に攻撃される危険があった。救助は大変危険な行為)。


 残念ながら、親切にされて感謝する人たちばかりとは限らない。逆に「日本人は馬鹿だから親切なのだ」と考える者も世界には大勢いるという話(念の為。感謝される為に親切にする訳ではない。それが善事だから為すべき事。しかし、「逆に馬鹿にされる可能性」を常に念頭に置くべき。“善人”と“愚者”は似て非なるもの)。


 この本にも凄い話が載っている。英国人女性が日本人捕虜の前で平気で裸体をさらしていたという話。“動物”の前で裸を恥ずかしがる必要がないから。“餌”を投げ与えていたらしい。





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最終更新日  2013年03月30日 06時13分22秒
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