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2013年05月26日
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意外と盲点だよね、近代中国史と日本。

 近代中国の歴史的重要人物の多くは留学、亡命等、日本と関係が深い人物が多い。この辺り、今の中国ではどういった扱いなのでしょうか(たぶん党による隠蔽)。
 一方日本では、「近代中国に於ける日本の影響」と言えば「兎に角、悪事しかしてこなかった。未来永劫永久に土下座謝罪です!」としか教えてはいけない事になっている(こちらもニポンサヨクによる隠蔽)。ニポンサヨクの紋切り型台詞「ニポン人は歴史を知らない」の“歴史”とは「特定歴史」とでも称すべきものなのでしょう。
 有史以前からの両地域の密な交流関係(一方向的な関係じゃないよ)は、戦前まで脈々と続いていたのに、この認識は。
 中国では共産党が独裁体制を敷き、日本ではニポンサヨクがヘゲモニーを握っている今が、一番両地域が疎遠になった時代なんじゃないでしょうか。皮肉と言えば皮肉、当然と言えば当然の話なのでしょう。 

 とはいえ、話題に挙がる中国史が古代(三国志とかね)にのみ偏っているとは言えそうです。「中国近代史と日本」というのはもっと語られて良いテーマでしょう。 
 (忙しいので今回は手抜きのメモ)

p14「もっとも倭寇といっても、その八割は中国人だった。王朝交代期に前王朝の残存勢力で海にのがれた者、もともと戸籍をもたない者など、自分だけでは勢力にならない者が倭寇と称して海岸を荒らしたのです。」
 八割!ならば殆ど“冤罪”ですね(他に朝鮮人もいたとすれば、更に日本人の割合は)。

p122「1902年、魯迅は江南督練公所から派遣されて日本に留学します。1年後に魯迅は辮髪を切る。そして「私にはじめて満漢の区別をさとらせたのは、書物ではなく辮髪であった」と留学当初のころを回顧しています。(辮髪を切った為、帰郷すれば謀反人として殺される魯迅は、上海で2元で辮髪のカツラを買っているとの事)。」
 恐るべし、辮髪!切れば死刑(あれ、トイレで誤ってウxxの上に垂らしちゃうなんていう事はないのかな)。

p142 シンポ的知識人から見れば、“反動”であった王国維の人生の哀しさ(入水自殺っていうけど、意外と水深浅かったのね。湖底の泥による窒息死だったのか)。


 中国史関連の本を読むと、しばしば妙な気分に襲われます。「あれ、何時代の話だったっけ」。時代の“ホワイトアウト”現象。時代の前後が一瞬混乱。
 マルクスなぞは馬鹿にして「アジア的停滞」なんぞと言っておりますが、「中国は古代から進みすぎていた。進みすぎていたから後は特に変化(進歩)しようがない」と言えると思います。

 でもこれ、逆に言えば、「現代でも“古代”“中世”」とも言える訳で。
 現代中国の社会事情は時々日本人を面食らわせますが、あれ、所謂“近代”の感覚ではないからかもしれない。

 「近代」は普遍的か。あるいは超地域的、超民族的なものか。






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最終更新日  2013年05月26日 15時03分50秒
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