おひさまニコニコ!犬もにこにこ!

2007/09/30(日)14:42

グットシチズンテスト!

マックス(28)

昨日は、グットシチズンテストの模擬テストでした! グットシチズンテストは、15の項目を飼い犬と飼い主とでクリアできたら合格というもの。 15の項目の内容は、「すわって待つ」や「伏せてまつ」など基本的。 (オビディエンス) でも、これがなかなかね・・・・。 模擬を三回受け、本番の試験を二回落ちているのです・・・・。 チャレンジし始めて、三年目。 一年に、春と秋に行われるこのテストに備えて、練習を重ねているのだけど、本番になると思いもしないハプニングがあるんだよね・・・・。思ってもみないミスで、失格になってしまった過去二回のテスト。今年こそ、落ち着いて受けたいものです・・・・。 本番は10月末。 昨日の模擬はいつもどおりに動けて、どの項目もクリア。 やったねー! マックスは、マイペースだから、人が見ていても、私が慌てていても、いつもどおり。 あとは私の動き方をミスらないようにしないと・・・・。 試験会場に集まる方は、どの方も犬との生活を思い思いに楽しんでいる方。 一緒に話をするのがとても楽しいです。 もちろんこの試験を受けるにあたって、毎日少しずつ練習を積み重ねて来ています。 物静かな子ばかりではありません。その子の性格に合わせて、いろいろな練習方法を工夫して、試験に臨んでいます。 中には、愛護センターから我が子として迎え入れ、排泄の練習からはじめて、いろいろな項目をクリアしてきた子もたくさんいます。 一緒にしつけ教室に通っていた、柴系のミックスちゃんの女の子(愛護センターの出身です!)は9歳。今年の四月に何度かのチャレンジの末、見事に合格!四月に合格したにも関わらず、昨日の模擬にも来ていました。二年後の更新テストのために、練習を継続しているとのこと。 何より輝いているお母さんの顔! うれしそうでした。 一緒に何かするのが楽しくてしょうがないというお顔でした! お母さんのリュックにちょこんと入って(電車を利用していい子に通っています)、満足そうに帰っていくその姿を見送って、「ああー、犬と生活するって、人を幸せにするなあ」としみじみそう思いました。 さて、限られた一部の子が、人間と一緒に暮らす幸せを味わえる資質が備わっているのでしょうか? マックスやあきこは、今雨をしのぎ、暖かい腕に抱きしめられ、一緒に走り、遊び、おいしいおやつを食べています。 まだまだあきこは、人がこわくて、私が近寄ればしっぽを丸めて逃げていきます。 しかし、決して人を憎んでいるのではありません。私が後ろを向いていれば、一生懸命に勇気を出して、腰が引けているままですが、においを嗅ぎに来ます。 散歩中も、排泄を無事済ませるとうれしくて、私の顔を見ながらぴょんぴょん飛び跳ねます。 仕事から帰宅すると、甘えた声を出して、大急ぎでしっぽをブンブンふってお出迎えをしてくれます。 あきことこのように生活できる日が来るとは、、当初考えることはできませんでした。 でも、毎日の積み重ねで、「あーしてみたら。」「こうしてみたら」という試行錯誤と、話を聞いてくれたり、アドバイスをしてくれたりする友達のおかげで、一緒に楽しく生活できるようになりました。 どの子も、人間がどう接するかが問題なのです。 放置糞も。排泄をした犬が悪いのではありません。 してはいけない場所で排泄をさせたり、そのまま放置した人がいけないのです。 人間と同様に、犬が排泄をするのは当たり前のことです。 その処理をするのは、公共のトイレをきれいに使いましょうという当たり前のルールと同じく、当たり前のことです。 放置糞を平気で行う人は、不法にゴミを放置したり、車からタバコを投げ捨てたり、子どもに適切に物事を教えようとしないのではないでしょうか。 犬を好きな人でも、猫を好きな人でも、またそうではなくても、命を大切にするというのは、人の命を守るのが当たり前のことのように、当たり前のことですよね。 暮らしてく努力をするのは、人と人の場合も、人と犬の場合も一緒です。 決して、動物はぬいぐるみではありません。 人間のために存在しているのではありません。 人よりもずっと自然を愛し、自然の中でのびのびと遊べる美しい気持ちの持ち主です。 愛護センターにいるその美しい気持ちの持ち主を、なぜ人は、こともなげに消してしまうのでしょう。はやくその非情さと間違いに気づいて、美しいものを守れる世の中になってほしいです。 もし、守ろうとする勢いが大きくなり、優しい気持ちが膨らんだら、犬や猫だけでなく、困っている人や気持ちが弱っている人も、その気持ちに勇気をもらって生きていけるのではないかなと思います。 時々、愛護センターで失望と悲しさに押しつぶされそうになりながら、消え入りそうな息をしている猫や犬の様子を見て、私も絶望感に襲われるけど、でもこれで負けたら、現実はいつまでもかわらないと、自分に渇をいれます。 たくさんの優しい気持ちが、大きな力になって、人である自分を誇りに思えるような世の中になると良いなと強く思います!

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