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2007.12.07
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カテゴリ:モリノカゲカラ





 孤独師を目指している.......


 つーか、目指さざるを得ないボクとしては、


 映画とかLiveとか、たいてい何でも独りで行ってるんですネ。











 焼き肉屋にだって、ランチタイムだったら独りで入って


 カルビもレバーもタンもかかってこい!


 ってくらいの実力は、そろそろ身につけてきているんですヨ。











 そんなボクが、独りじゃどうにも行きにくいなぁ......


 って、手を焼いている強敵が


 カラオケなんです!











 スナックとかじゃなくて個室になってるヤツ。


 受付カウンターでマイクなんかを受け取ったり、


 インターフォンで飲み物をオーダーしたりするあの手の店ですヨ。











 偶然とはいえ、ビッグサンダーマウンテンに独りで....


 ....スタッフが乗ってるだけで、他の客が誰も乗っていない 独りきり で....


 乗ってしまったことがあるボクにしても


 独りカラオケに立ち向かう勇気が持てずにいるんですヨ。











 たまにはガォ~って絶叫したくなる時だってあるじゃないですか。


 別にカラオケじゃなくて、クルマの中でCD鳴らしてでも、


 家でアコギジャカジャカでもいいんですけどネ。











 独りで街中にいる時にそんな衝動が起ったら


 皆どうしてるんでしょうネ?


 独りカラオケに挑んでいるんですかネ?


 通報覚悟で公園とかで叫んでいるんですかネ?











 うん、誰かを誘うっていうのも有りでしょうけど、


 いきなりそんなこと言われてハイハイ♪って乗ってくれる人なんて


 家庭持ちや社会人だとなかなかいませんもんネ。


 いても、1時間以内になんて絶対合流できませんもんネ。











 1時間以上あとになったら、


 その頃には絶叫パッションはすっかり鎮火してて


 もういいや!って気分になってそうですもんネ。











 そうは言っても独りカラオケはそこはかとなくロンリーな訳ですヨ。


 人数を告げた瞬間、カウンターの向こう側のおねぇさんに、


 憐れむような視線攻撃されるのは間違いない訳ですヨ。











 憐憫から愛が生まれる♪なんて韓国ドラマみたいな展開は


 ゼェ~ッタイに有り得ないですから、


 何とかして、独りカラオケの悲壮感を払拭する手だてはないだろうか?


 って考察の淵に、ボクは深く沈んでいった訳ですヨ。















 〈悲壮感のない独りカラオケを実現するためのシナリオ〉















 まず、五線紙を買ってきて、何でもいいから譜面を書き写します。


 そうですネ。できれば4-5曲くらいは用意しておきましょうか。


 サングラスをかけ、乱雑に手書された譜面とケータイを


 透明プラスチックのブリーフケースに入れて出撃です!











 店に入ったらそのケースをこれ見よがしにカウンターの上に置いて、


 堂々と独りであることを告げます。


 この時に恥ずかしげな表情が微塵も出ないように要注意です!











 この瞬間からカウンターを離れるまでの間にケータイが鳴るように


 あらかじめアラームをセットしておき、


 タイミングを合わせて入店しなくてはなりません。











 アラームが鳴ったところで、


 すかさずケータイを取り出し、


 独りで次のような会話をします。











 「あ、○○ちゃん。悪りぃ悪りぃ....」


 「そんなに怒んないでヨ。チョット煮詰まっちゃってさぁ.....」


 「そうそう3曲目のテライ、Bメロの頭んとこ.....」


 「えっ、今?.....ボックスにこもっていろいろ試してみようかと....」


 「チッ、けど、独りの方がいいことだってあるだろ!」


 「うん、そりゃ悪いとは思ってるヨ.....」


 「あぁ、でも今そんなこと話してたって時間の無駄じゃん.....」


 「1時間チョイ、みんなでメシでも食って待っててヨ。」


 「んじゃ、後で。よろしくぅ♪」











 さぁ、これでレコーディングかリハーサルを抜け出して来た、


 プロもしくはセミプロねシンガーですヨ☆


 オヤジバンドのボーカルでも、演歌歌手でも、アニソン歌手でも、


 見えるように見てくれればいい訳ですヨ♪











 コーウンをガマンしているイメージで眉間にシワを寄せ、


 表現者の苦悩をあたりに撒き散らしながら、


 指定された部屋に向かいます。











 部屋に入ったらまずノドに良さげなソフトドリンクと、


 口の中でモタモタしない食べ物をオーダーし、


 テーブルの上に譜面を広げておきます。











 飲み物が運ばれてきそうなタイミングを見計らって、


 立って発声練習をしてるふりをしておきましょう。


 この時にはまだマイクにもリモコンにも触れてはいけませんヨ。











 店員が飲み物を置いて退室したら準備完了です☆


 さあ、タネは播き終わりました。


 少なくとも、遊びで歌いに来たんじゃなさそう!


 タダ者じゃないゾ!ってことにはなっているはずです☆











 そのあと、気を抜いてせっかくの準備を台無しにしないように、


 必ず立って、譜面を持って歌ったり、


 時には譜面にメモったり、











 リピートやキャンセルを駆使して同じところを何度も歌ったり


 カラオケなしで歌ったりして


 窓の外を通る店員の視線も一応マークしておきましょう。











 さあこれで、独りカラオケの悲壮感、


 侘しさはすっかり払拭され、


 堂々と勝負できますヨ☆











 今後は譜面などの小道具と


 深刻な面持ちで武装して


 何時来るか解らない絶叫衝動に備えることにします!











 ってところで、もうひとつ.....


 カラオケなんか比じゃないくらい、


 独りではどうにも行きにくい場所.....











 独りで訪れることをカタクナに拒否する巨塔。


 単独行動者の前に敢然と立ちはだかる気高き要塞。


 そう、ボスキャラ的存在とも言える最大最強の難敵。











 次にボクか攻略すべき


 最終目標となるターゲットは....


 ラブホです!











 って、ウソですヨ。絶対に攻略なんてするもんですか!


 独りでなんて行きたくないどころか


 独りだったら近寄りたくもないですヨ! 




.






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Last updated  2007.12.08 13:00:06
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