ボクは壊れないで使えてる間は、
なかなかモノを買い換えない性分でして、
この→MP3プレーヤーなんかその代表格なんですネ。
どんだけ古いかって言いますと、
初代iPodが発売される1年半前のシロモノで
メディアがCFなんですヨ。
（キーボードも！って話はこの際置いといて....）
で、商品名がMOVEMAN！ いかがわしさが炸裂してますよネ。
音楽のMP3変換にまつわる著作権問題で揺れてた頃ですから
ゲリラ的に輸入されて、業者だって有限会社ですからネ。
機能的には曲名も何も、数字しかディスプレイに表示されないし、
OS9.2までしか対応してないし、
厚さはともかく、タバコ並みにデッカイし、
早送りもひたすらボタンを押し続けなきゃいけないし.....
って、全般的に前時代的なかおりを振り撒いている、
ダメダメなヤツなんですヨ。
まぁ、音質的にはどーせ電車の中とか、
街中とかのノイズ込みで聴いてますし、
イヤホンケーブルをすぐにブッチ切るので
安物のイヤホンばかりを
とっかえひっかえ使ってますので
全然気にならないんですけどネ。
愛着って程のこともないんですけど、とにかく壊れないんですヨ。
何度も落としてるし、自転車で走りながら......なんてことも！
もうボツボツ壊れたっていいのに！って思ってるくらいなんです。
で、先日。電池切れで電池を入れ替えたんですが、
ウンともスンともいいません。
スイッチを入れたり切ったりしてもダメです。
そうこうするうちに混んでる電車に乗り込みまして、
古い電池を入れちゃったのかなぁ？なんて思いながらも、
混んでる中でモゾモゾ入れ替えるのも何だしなぁ....
ってことで放置してたんですヨ。
20分もするとそろそろ電車も空いてきて、
思い出したかのようにMOVEMANをポケットから取り出したら、
めちゃ熱いんですヨ！
ヤケドするってほどじゃないけど
体温で暖められたなんてレベルじゃなくて、
使い捨てカイロ以上に熱を発してるんですヨ！
液晶部分も半分くらい真っ黒くなってて、
何だかキケンな状態っぽいんです。
今までそんなことありませんでしたから、慌てましたヨ。
『突然の車内発火！謎の火ダルマ人現れる！』
『あなたの隣りにもテロリストが！恐怖の車中焼身自爆テロ！』
一瞬、明日の朝のワイドショーの見出しが目に浮かびましたヨ。
火ダルマ人も焼身テロもカンベンなので、素早く電源を切って、
これ以上熱くならないかポケットの中を警戒しながら、
そのまんまにして家に帰ったんですネ。
で翌日、あの発熱は何だったんだろう？
って、見たら.....電池の＋－が逆に入ってるじゃないですか！
エエェ.....そんだけのことであんなに熱くなるワケ！？
単4電池2本であんなことになるワケ！？
いくらなんでもあれだけ熱くなったから
今度こそは壊れたよなぁ.....
なんて思いながらも電池を正しく入れ直してみたら.....
ゲゲッ！まだフツーに聴けるじゃないですか！
コイツってば、これだけ無茶されてるのに、
どんだけ不死身で忍耐強いヤツなんだ？
チョット、オカルトチックな恐怖すら覚えそうですヨ。
ンンン.....けど.....考えようによっては.....
そうです。寒くてどうしようもなくなったら聴くのをやめて、
電池を裏返せば、カイロになるってことじゃないですか！
年に1度、せっかく終日電車が動いている日なので、
この大晦日は夜中に出かけて、ナイトウォークしようかなぁ！？
って思ってるところでして....
候補地は首都圏お手軽山の代表格、
ボロボロだけどミシュラン★★★観光地、
高尾山方面を考えてるところでして....
そんな場所に夜中に行けば、当然寒いワケですヨ。
Red Hot Chili Peppersを聴いてもチューブを聴いても、
サザンを聴いたって暖まったりはしないワケですヨ。
コイツを持って行って、電車の中では音楽を聴いて、
歩き始めたらヤオラ電池を裏返し、カイロに早変わり！
ってほら、なかなか魅力的な機能じゃないですか！
元旦とはいえ深夜ですので、
茶屋なんて開いてなさそうです。
なので、ナベ＆コンロのセットをザックに詰めて、
てっぺんあたりでカレーうどん食い、
コーヒーを飲む！って作戦なんです☆
さぁ、これで力強い味方ができましたよネ♪
うん、果てしなく無意味でバカっぽいプランなんですけどネ。
悪天候なら仕方ありませんが、
チョット寒過ぎたり飲み過ぎたりしただけで、
あぁぁ、メンドクセー！ってなりそうですよネ。
なので、こんなふうにココで宣言することによって、
約束のない単独行に有りがちな、「やっぱ、やぁめた！」
を避けようとしているワケなんですけど.....
ゲッ！ 明日からこの冬一番の寒気が流れ込んで居座り、
北風が強く吹く......ですって！
ムググ.....早くも挫折しそうな気配が濃厚に立ちこめてきました。
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