2005/08/19(金)03:14
日本昔話と外人の関係
幼少時代毎週土曜日7時から日本昔話が好きじゃった。(日本昔話風に)
結婚後に日本に住んでいた時に近所の公民館によく本を借りに行った。その時に館長さんと仲良くなった。
館長さんは日本の自称昔話研究者らしく、面白い話をしてくれた。
昔話に出てくる鬼や天狗というのは外人ではないかと思っているそうです。
天狗の話が残っているのは日本で言う北の方、東北が多いそうです。そして天狗といえば山奥ですが、その山奥でも海岸がある県が多いそうです。
館長仮説
船に乗って魚でも取っていた外人(この場合多分ロシア人が多いでしょう)が嵐とかにあい、日本へ流れ着く。知らない国、言葉、人間にこわがり、山奥へ逃げる。
そこへ村人が山へ蒔きを取りにや山菜を取りに行くと漂流外人に遭遇。日本人しか見たことがない日本人は外人を見て驚く!
多分その外人は巻き毛だったに違いない!鬼の絵でさらさらストレートヘアーは見たこと無い!
それに鬼の絵は鼻がでかい!鼻の高い外人だから納得。
天狗の場合は鼻が高い、多分この外人ストレートヘアーだったはずだ!
色が赤いのは多分白人だったら寒い地方で肌がすぐ赤くなるのでそうかも。もしくはロシア人ならヴォッカを飲んで酔って赤くなったり、青くなったり???
なるほど納得。
ちなみに私の日本の小学生だった姪は始めてハニー君を連れて行って会わせた時に、背の高さにビビって泣いた。
食べられるかと思ったのだろうか???(笑)
でも写真も見ていて外人ということも知ってても泣いた。これを考えてもやっぱり外人を知らない日本人が外人見れば人間って思わなくても不思議ではない!
館長その仮説すごいかも!
その後館長、
昔話も詳しく読んでいくと私たちが知ってる昔話よりも一歩進んでいるものも。
その後の日本昔話。
村娘が山へ行ってから行方不明になって数年後ひょっこり帰ってくることが合ったそうです。その時に身ごもってたり、すでに子連れだったり。その子供達は普通の日本人とは違って”鬼っ子”って村人から村八分になったり、かなり大変だったそうです。
とすればこれはいわゆるハーフたち。
館長さん家の1号をみながらこれはやっぱり自分の仮説は正しいと思っていたんでしょうか???(笑)
という訳で家にあるもも太郎の絵本の鬼を見るたびに我が家の鬼(ハニー君)を見る。
私は鬼と結婚したんですね(笑)ちなみに鬼っ子たちは今日も元気に暴れています。
やさしい鬼でよかったです。