カテゴリ:読書日記
![]() パーティ会場でぽつんとしていた私に、不思議な目をした少女が突然声をかける。いつのまにか彼女に手をひかれ、私は光の中で飛び跳ねていた。孤独だけれど、独りじゃないわ。たとえ世界が終わろうと、ずっと私を見ていてくれる?-稀代の舞踏家ピナ・バウシュをモチーフにした表題作ほか、ミステリからSF、ショートショート、ホラーまで、彩り豊かに味わい異なる19編の万華鏡。 さまざまな色彩の短編を収録した本作。著者の世界観は長編でこそ生きそうだが、「象と耳鳴り」のように、短編もかなり楽しませてくれる。本自体が凝った構成になっているところも面白い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 11, 2015 10:32:47 PM
コメント(0) | コメントを書く |