カテゴリ:さるのこと
近所のS公園の紅葉。 街路樹もいい色に染まって・・・なかなか素敵な町並みとなってます。 最近、友人関係でお悩みがある申。 よく遊ぶMちゃんが「最近Hちゃんとばかり遊んで、申ちゃんと遊んでくれない。」と、1週間に1回は私に話す。 「いーれーて。」って言った?と聞くと、 「言ったよ。Hちゃんが泣いちゃうと困るから、しょうがないからHちゃんと遊んでいるの。申ちゃんとは遊べないの。ごめんねって言われた。」との答え。 時々「『申ちゃんキライ』って言われたから『どこが?』って聞いたら、『ぜんぶ』って言われたーー」とケロリと話してくれたり・・・。 「嫌な気持ちにならなかった?」と聞くと、 「べつに。Mちゃんだからいいの。」なんだとか。 本当にそんなことをMちゃんは話したのか??と我が子を疑いつつ、 もし本当なら、オイオイそれはないだろう・・・とMちゃんに突っ込みを入れたくなったり。 (Mちゃんは小二のお姉さんがいるので、口が達者。なんとなく納得できたりもするんだけど・・・) 「いつも園の帰りにMちゃんと公園で遊んでいるんだから、他のお友達と遊んでみたら?」 「他のお友達の遊び方がわからないんだもん。」 確かにバス通園組と徒歩組では、登園時間が違うし、お友達の輪みたいなのが出来上がっている。 引っ込み思案の申にとっては、新しい友達の輪に入るのは、なかなか難しい技なのかもしれない。 「どうしたらいいか判らなかったら、先生に相談してごらんよ。先生のそばにいると、新しいお友達がたくさん出来たりするよ。」と、助言すると、 「先生になんて言っていいかわかんない。恥ずかしいし・・・。」 あー言えば、こー言うで、結局うやむやでこの会話は終わってしまう。 申の悩みは「Mちゃんと遊ぶにはどうしたらいいか。」の一点。 でも私は沢山の友達と触れ合って欲しいから、「そんなにMちゃんに固執しなくていいじゃん。」なわけで・・・。 両者の思いが全く違うので、結局結論がでないのだ。 先週、「先生に相談してみる。」と朝突然いいだした申。 「うん。がんばって言っておいで。先生はいつだって優しく聞いてくれるよ。先生は味方になってくれるから、なんでも相談するんだよ。」といい、「いえなかったらママが言ってあげようか?」と言うと、 「いい、自分で言う。」と答え、登園していった。 心配になって、申が教室に入ったところを見てから、 担任のE先生をこっそり呼んで、Mちゃんに言われたこと、申の悩み事、私は色んな友人触れ合って欲しいこと・・・。を簡潔に述べ、 「たぶん、相談に行くと思うので、相談にのってやってください。」とお願いしてきた。 先生はMちゃんの言動は全く知らず(まっそんなもんよね^^;)。 「わかりました。ちょっと遠くから見てみます。あと申ちゃんから言ってくるのを待ってみます。言ってこなかったら、なんとなーく突っついてみますね。」とのこと。 結局その日は言えず、2、3日経った後(その間先生が「先生になんか言うことないかなぁ?」と突っついたらしい)、相談したらしい。 先生は、「申ちゃんが悩みを自分で解決しようと一生懸命になったこと」を褒め、「Mちゃんや他の友達に言われて悲しい気持ちになったときは、いつでも先生に相談していいんだよ。」と伝え、「もっと新しいお友達と一緒に先生と遊んでみようね。」と誘ったらしい。 申は「先生に相談できた。」ことが妙に自信になったようで、(Mちゃんとの悩みはどこいった???) 毎日のように、「申ちゃんは先生に相談したんだよねー♪」と話す。 「で、先生はなんて言ってたの?」と聞くと、 「長かったから忘れた。でもなんか嬉しかった。」とのこと。 わすれちゃいかんよ。わすれちゃ~~~^^; 先日の学年会で副園長先生が、友達関係について話してくれた。 「年少の時との違いで明らかなのが、今はお友達との違いに気づき始める時期です。年少の時は『○○ちゃんと一緒にいるだけで楽しい』が、今は『○○ちゃんは絵がお上手。私もあーなりたい。△△君はサッカーが上手。僕は負けたくない。』と、友達との違いに気づき、上手になりたい!でもどうしたらいいか。が判らず、心の中がモヤモヤしている時期です。子供によっては行動や口で、いたずらをして反撃する子もいます。(例えば△△君がサッカーをしているのに、わざと邪魔したり)イタズラとイジメは違いますが、イジメに繋がる可能性があります。では、このモヤモヤをどうしたら良いか。サッカーが上手になる為の手ほどきを教えるのではなく、まずは今出来る事を褒めてください。出来た事ではありません。出来る事です。挨拶が出来る。洋服をたためる。残さず食べる。当たり前のことを褒めて自信を与えて下さい。『当たり前のことが出来なければ、次の新しいこと、子供達が憧れることは出来ないよ。』と教えています。子供達にとっては難しいことですが、これをしっかりと教えて行きたいと思います。」とのこと。 なるほどねぇ。 新たに出来た事を褒めがちになってたなぁ。 そういえば、父兄参観の時、下駄箱の中の靴が綺麗に揃えて置いてあったのが印象的で、 それを褒めたら、とても喜んでいたっけ。 「普段出来る事がちゃんと出来ているかどうか」を確認することも大事なんだとか。 子供達を疑っているわけでなく、この時期に、普段当たり前のことを完璧に出来るようにしておいた方が良いとのこと。 確かに怠け癖がついたら、あっという間にやらなく、出来なくなるもんね。 年長になる前の総仕上げってことなのかな。 申と一緒にがんばらないといかんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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