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2013/03/14(木)11:59

乗り遅れるとドツボにはまる

投資の心得(34)

ここ数年、投資の方は概ね順調でした。 しかし2回ほどスランプに陥り、かなり落ち込んだ時があります。 それは昨年の2月頃と、今年の1月頃です。 この2回はどちらも、相場が急騰していた時です。 金融危機以降、市場全体は軟調でしたので、私は少し上昇するとすぐに売り、短期回転売買をしていました。 そのため、市場が軟調な時でも多少の利益は出せていたのですが、上昇相場になると途中で降りてしまうので、乗り遅れてしまいます。 例えば今年の1月末の時点では、キャッシュポジションが53%になっていました。 運用資産の半分しか投資していなければ、単純計算では市場平均の半分しか資産が増加しないことになります。 どうも私の場合、市場が急落する時に自分も損失を出しても、あまり堪えませんが、市場が急騰しているときに、たとえ利益が出ていても市場平均に劣っていると、落ち込むようです。 市場が急落している時には、安くなったところで買うチャンスだと考え、将来に対する希望が持てます。 それに対して急騰した時に儲け損なうと、チャンスを逃し、将来に対する希望が無くなったと感じるようです。 単に落ち込むだけではなく、早く挽回しようと焦りが生じ、昨年2月には下手な売買をしてしまい、状況は悪化しました。 私の性格では、乗り遅れたもの(既に急騰した株)に後から追っかけ買いをすることには抵抗があります。 そのため、まだ上がっていない株を買うのですが、市場全体が急騰しているときに上がらない銘柄は、なにかしら問題があるか、少なくともその時の相場環境には合っていないものですので、株価は上昇しません。 更に悪いことに、株価が下落しても損切りが遅れがちになります。 なぜならば、もともと出遅れた原因がキャッシュポジションの多さにあるため、売却してキャッシュポジションを増やすことに、抵抗を感じるからです。 早目に売却したものがその後も急騰を続け、それを挽回しようと焦って買った銘柄で損失を出すと、「やることなすこと全て裏目に出る」と自己嫌悪に陥ります。 昨年失敗した経験があったので、今年は下手に動かず、開店休業状態でした。 2月は日柄調整だったので市場平均についていけましたが、また3月に入って上昇を再開しました。いつまでも休業しているわけにもいきませんね。

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