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カテゴリ:戦況
いつ手仕舞いするか、売り時の見極めは難しいものです。
細かな手法はいろいろあるでしょうが、1つだけ原則をあげるとすると、購入理由に応じた売却をしなければいけないということです。 例えば、成長株投資であれば、成長性に陰りが見えた時が売り時です。 割安株投資であれば、割安さが薄れた時が売り時です。 急落後の反発狙いであれば、反発の有無にかかわらず、数日以内に売却しなければいけません。 デイトレードなら、当日中に手仕舞います。 最近の売買例を挙げると、先週の木金に投げ売りを大量に拾いました。 この中には、第2軍 と称して週初から下値で待ち伏せしていたものと、金曜日の投げ売りによる急落を見て、第3軍の予備部隊から急遽買い出動したものが含まれます。 このうち第3軍については、明らかに急落後の反発狙いでした。 通常は3~5日程度で売却しますが、今回のケースでは、10日月曜日に大きく反発していたことと、最近乱高下が激しいので早目の手仕舞いをと考え、火曜日に3分の2は売却しました。 残る3分の1も水曜日には売却しようと思ったのですが、欲張って高目の指値にしたため売却できずに、13日木曜日の急落に巻き込まれてしまいました。 売却すべき時に欲張って手仕舞わなかったのは、反省点です。 急落前に全て売却できていたら、気持ちよかったのですけどね。 木曜の急落時は、売り時ではなく買い時だと思うので、売れませんね。 この判断は当初計画とは違うという意味では良くありませんが、戦況に応じた臨機応変さも必要だと思います。逆に別銘柄を少し買い付けました。 補足:もしも水曜日に全部売却できていたとすると、木曜日の急落時に再び買ったと思います。すなわち高値で売却してから安値で買い戻すという行為が省略されただけで、現時点でのポジションには変わりがなかったと思います。 今年は出遅れていましたが、木曜日に今年初めてTOPIXを上回りました。 4月4日の前場終了時点で、一時的に追いついたのですが、昼過ぎに黒田バズーカが発射され、一気にぶっちぎられました。 今年のゲーム運びは大失敗でしたが、考えようによっては、稀にみる上昇相場において、平均キャッシュポジション4割の状態で市場平均に大きく引き離されずについていったというのは、4月4日までは善戦していたとも言えます。 現在の株価は黒田バズーカ発射時点まで戻っていますが、いまだに私の成績が市場平均並みというのは、いただけませんね。 5月23日までの急騰相場をキャッシュポジション6割で完全に乗り遅れたことと、一気に追いつこうと焦り、暴落の初期段階から1579日経平均ブル2倍で買い向かったことが失敗でした。 6月の売買はうまくいっているので、このまま上昇気流に乗りたいです。 今週も値動きを記録しておきます。 日経平均 TOPIX 売買高上位10 上昇 下落 日経平均VI 終値(騰落率) 騰落率 銘柄占有率 銘柄数 銘柄数 6月10日 13514.20(+4.94%) +5.21% 36.6% 1670 39 40.59 6月11日 13317.62(-1.45%) -0.97% 37.8% 473 1174 39.31 6月12日 13289.32(-0.21%) -0.42% 37.3% 723 867 38.90 6月13日 12445.38(-6.35%) -4.78% 31.6% 90 1603 46.19 6月14日 12686.52(+1.94%) +1.18% 26.6% 960 635 41.59 10日(月)は今年最大の上昇でしたが、出来高は5月7日以来の少なさでした。 13日(木)は今年2番目の下落でした。出来高は月曜日並みで少なかったです。 この日は日経平均もTOPIXも大きく下落しており、東証1部の上昇銘柄数90に対して下落銘柄数1603でした。日経平均採用銘柄に至っては、225銘柄すべて値下がり(値上がりも変わらずも0!)という見事な全面安でした。 しかしその割には、前週の6,7日のような投げ売りは見られませんでした。 新興市場の値下がり率は東証と比較すると小さかったこともあり、追い証売りはあまり発生しなかったようです。 14日(金)はメジャーSQで、SQ値は12668.04円でした。 総じて今週は出来高が小さく、SQを控え様子見の投資家が多い中、一方的な値動きに成り易かったようです。 SQも通過し、来週からどう変わるのか、注目ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.06.15 18:52:27
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