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ゲーマーよ。 株で自由をつかみとろう!

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株式投資ゲームとは

2008.03.31
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「あなたが投げた、そこが底」
などという、格言(?)があるそうですね。

下落が続いていても頑張って保持していた持ち株を、ついに諦めて売却したら、そのタイミングから反転上昇し始めた、なんていう経験をお持ちの方も、多いと思います。

底値で投げてしまった人にとっては、マーケットには魔物が棲みついていると、感じるかもしれません。魔力により、売らされてしまったのでしょうか?

しかし、そんなものは存在しません。
底値だから、「あなた」 (注:今お読みいただいている皆さんというわけではありませんが、便宜上「あなた」と書かせていただきます) が投げてしまうのではなく、「あなた」が投げたから、底値まで株価が下がるのです。

「あなた」には、株価を動かす偉大な力が備わっているのです。
「あなた」が標準的な感性の持ち主であればあるほど、その力は大きくなります。

「あなた」は市場の多数派である、Mr.マーケットのリーダーなのです。
「あなた」が動くとき、Mr.マーケットも動きます。
Mr.マーケットは多数派です。
多数派が一斉に同じ行動をとると、株価に大きな影響を与えます。

「あなた」が投げる時には、大勢の多数派も一緒に投げますので、株価は一気に下げます。
しかし Mr.マーケットが投げ終わると、その後は売る人が少なくなりますので、そこが底になるのです。

「あなた」は株価の動きを支配しているのです。
それを利用できれば、無敵です。






Last updated  2008.03.31 15:06:24
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2008.03.02
「株式市場から資金が流出したため、株価が下落した」 とか、
「資金流入が続いているため、株価が上昇している」
などと解説されることがあります。

しかし売買が成立するということは、購入金額と売却金額は常に等しいため、株式市場内部への資金の流出入はプラスマイナス・ゼロです。
それでは資金の流出とか流入とは、どういう意味なのでしょうか?
今日はこのあたりの話を、整理してみようと思います。

市場参加者(あるいはマネー)の構成要素としては、次の4種類あると認識しています。

1.現在の株式保有者(=狭義の株式市場内部のマネー)
2.株式を買おうと待機しているマネー
3.投資先を求めて彷徨う、現在は当該市場以外にある、余剰マネー
4.実体経済のマネー

先ほど株式市場内部への資金の流出入は、プラスマイナスゼロだと申し上げたのは、上記1の部分です。

株価が上昇したり下落したりする理由は、需給関係に依存します。
上記の構成要素で説明すると、1と2の関係です。
より厳密にいうと、1の中で売却しようとしている人(株数)と、2の買おうとしている人の関係が需給になります。
2が増えれば株価は上がり、減れば株価は下がります。
こちらもご覧ください。

冒頭で述べた、株式市場に資金が流入しているとか流出しているというのは、2の資金量の増減を表現した言葉だと考えます。

2の資金量が増加すれば株価は上昇するわけですが、その資金は3か4から移動してくることになります。

3については、銀行預金や商品市場、不動産市場、債権市場などがあります。
また同じ株式市場の中でも、日本/アメリカ/欧州/中国などの新興国、などの株式市場間での資金移動もあります。
現在の状況は、商品市場と安全資産である国債に多くの資金が流れています。

4については、成長が著しい国においては、インフラや設備投資に多大なマネーが必要ですが、成熟してくると投資機会が少なくなり、実体経済からマネーが溢れてきます。
またここ数年の商品市況の高騰により、オイルマネーなど資源国に大量の余剰資金が積みあがり、投資先を探し求めています。2月27日の日経新聞によると、中東のオイルマネーは毎日1000億円増えているそうです。

4からマネーを意図的に引き出すべきではないと思いますので、3のマネーを如何に日本株式市場の2に振り向けられるかを、金融行政担当者には考えてもらいたいです。 (現実には、日本に来ないようにするにはどうすれば良いかを、一生懸命に考えているように感じられます。)






Last updated  2008.03.02 18:33:27
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2007.11.23
多くの競争においては、実力が上の者が下のものに勝ちます。
スポーツなどが典型例です。
また囲碁や将棋など、1対1で行うゲームも、実力どおりの結果になりがちです。
しかし中にはそうならないものもあります。

例えば麻雀の場合、上級者3人と初心者1人が対戦すれば、まず間違いなく初心者がカモにされるでしょう。
しかし上級者1人と初心者3人で対戦した場合は、どうなるかわかりません。
上級者が確率に基づいて相手の行動を予測したり、引っ掛けたりしても、初心者は他人のことには一切お構いなく、自分があがることだけを考えるでしょう。
その結果、上級者が予測したとおりの行動をとりません。
最終的には、ツキのある人が勝つことになる可能性が高くなります。
この環境においては、上級者に優位性はありません。

同様のことが、少し前の外国為替市場でもあったようです。
ご存知のように、日本ではFXブームに沸いていました。
プロの投資家たちが、円安は行き過ぎだろうと考えてポジションをとっても、日本の個人投資家が海外投資を続けるため、円安が止まりませんでした。
海外のプロ投資家の中からは、「日本の主婦トレーダーには勝てない」 と言った皮肉めいたコメントも聞かれました。
外国為替市場では、日本の主婦トレーダーの集合のことを、ミスター・マーケットならぬ、「ミセス・ワタナベ」と呼んでいるそうです。

日本人は投資が下手だと言われていますが、金融資産はたくさん持っています。
日本人の論理で資本の力を振りかざせば、狡猾な外資に勝てるかもしれないと、空想しました。

多数のプレイヤーが参加し、参加者間に相互作用がはたらくゲームにおいては、初心者の比率が高まるにつれて、初心者が勝つ確率が高くなると思います。

しかし初心者が勝つ相場というのは、セオリー通りにはいかない行き過ぎた相場展開の時であり、いわゆるバブルかもしれません。
最終的には、初心者が勝つ相場は自壊してしまうんでしょうね。






Last updated  2007.11.23 22:51:50
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2007.04.07
個人投資家の皆さんの中には、株式投資が世間に受け入れられていないと感じている人も多いと思います。
私は最近、ゲームも市民権を得ていないのかなと、感じることがあります。
数十年前の私は、ゲームの宣教師を自任していましたので、今日はゲームの布教活動をしようと思います。

まずはこちらをお読みください。

ここで書いた強いゲーマーの特徴は、人生全般においても通じることだと思います。
それでは強いゲーマーなら皆、人生においても成功しているかというと、必ずしもそうとは言えないようです。その理由は、実社会は複雑すぎて、何が良い手なのかわかりにくいためではないかと考えます。

そこに物事をゲームと捉えるメリットがあります。
ゲームとは、単なる遊びではありません。現実社会の特定の要素だけを取り出し簡素化し、モデル化したものです。
良いモデル化がなされていると、現実社会の本質的な要素を理解しやすくなります。

その結果、状況を的確に把握し、何をすべきか判断しやすくなります。
また、ゲームなら冷静に判断できるため、合理的な行動をとれるようになります。

私は様々なことをゲームに見立てて、できるだけシンプルに考えるようにしています。株式投資は、ゲームと捉えるのに、最適な対象だと思います。
ただし、勝利条件を正しく設定することが重要です。
株式投資ゲームの勝利条件は、ポートフォリオ全体の時価総額の成長率です。
今と比べて、将来時価総額を増やすためにはどうすればいいかだけに、集中するようにしています。

私はゲームを通じて、いろいろなことを学びました。
ゲームは、人生勉強になると思います。
皆さんもゲームで、人生の予行演習を楽しみましょう。






Last updated  2007.04.07 09:22:39
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2007.04.04
株式市場では、多数の敗者と少数の勝者が生まれると、言われています。
売買が成立するということは、買った株数と売った株数は同じです。
その後株価が上がるか下がるかはわかりませんが、売買の半数は正しくて、半数は間違っていたことになります。
それなのになぜ、勝者は半数もいないのでしょうか?

その理由としては、多数派と同じ事をしていたら儲けられないからだ、などと説明されることがありますが、今日は数字で検証してみましょう。
次のような仮説をたてて、考えてみました。

以下のような、単純なモデル化をします。

・株価は、100円と1000円を、繰り返す。
・売買は、100円と1000円でしか発生しない。
・1回の買い付けは、必ず10万円ずつ行う。

100円で買って、1000円で売却する人が勝者となり、その逆が敗者になります。
それでは、実際の売買結果を見てみましょう。

まず最初に、勝者となるべきAさんが、100円で1000株(100x1,000=10万円)購入しました。
そして、1000円になった時点で、売却しました。
売却金額は、1,000円x1,000株=100万円 となります。

この時に買った人は、どうなるでしょうか?
1回の買い付けは10万円ずつ(1,000円x100株)ですので、買った人は10人いることになります。
すなわち、高値で売った勝者Aさん一人に対して、高値で買った敗者10人が生まれています。

次に株価が100円に下がりました。
ここで、再び勝者Aさんが、買い出動します。
敗者達の持ち株は、一人100株ずつですので、金額としては1万円の価値しかありません。
したがって、勝者Aさんが10万円分買った裏では、敗者10人が売っていることになります。

このように、売買される株数は当然同じですが、買い方と売り方の人数は、等しくありません。
このモデルでは極端な例を出していますが、勝者が少数しかいないのには、このようなメカニズムが働いているのではないかと、推測します。

売買の判断を、他人に頼ってはいけません。
相談した相手は、多数派である敗者の可能性のほうが、高いです。






Last updated  2007.04.04 10:03:12
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2006.07.03
6月27日の日記で、配当を考慮しなければ、株はゼロサムゲームである、と書きました。この考え方に、しっくりこない方もいらっしゃると思いますので、補足しようと思います。

・経済社会としての観点

通常の経済環境においては、GDPはプラス成長します。資本主義経済は、拡大していくのが正常な姿です。経済成長に伴い、国民の生活水準は向上していきます。企業は利益を上げ、国民の金融資産も増加していきます。まぎれもなく、プラスサムの社会です。

起業家は、自分の立ち上げた事業が軌道に乗り、成長していくことにより、将来大きなリターンを得ることが可能です。また、事業の価値に基づき会社の値段がつきますので、事業が成長すれば会社の値段も高くなっていきます。
オーナー経営者やバフェットのように、株式の永久保有を前提として売却を考えなければ、プラスサムになりえます。

・株式流通市場での取引としての観点

株式流通市場への参加者にとってのリターンは、インカムゲイン+キャピタルゲイン になります。
インカムゲインの代表例は、配当です。配当は、企業が創造した価値への対価より発生した利益を、分配するものです。したがって、プラスサムです。

一方キャピタルゲインは、株価の値上がり益です。株価が上昇して時価総額が大きくなれば、含み益が発生します。
しかし含み益を実現益に変えるべく、市場で売却するためには、別の誰かに買ってもらう必要があります。この取引は、購入者が新規に市場に投入する資金を、売却者が市場から引き出すことを意味します。すなわち、市場への入出金という観点では、プラスマイナス・ゼロです。
したがって、キャピタルゲインはゼロサムとなります。

歴史的に見て、株式投資のリターンは債権などの資産への投資よりも高くなっています。資産が増えていくことを、どうとらえればよいのでしょうか?
これは経済の発展に伴い国民の金融資産が増加し、その一部が継続的に株式市場に流れ込んでいるために発生する現象です。新規資金の流入に支えられて時価総額が増え、含み益が増大しているためです。資金を引き出すためには、同額の資金の流入が必要な事は、上述した通りです。


以上をまとめると、次のようになります。

獲得する資金の供給元が、市場参加者以外である場合にプラスサム、市場参加者間の資金移動である場合に、ゼロサムと定義しています。
この定義によれば、インカムゲインはプラスサムで、キャピタルゲインはゼロサムになります。

投資手法にもよりますが、多くの個人投資家にとって、インカムゲインのリターンは小さいため、キャピタルゲインを目指すケースが多いと推測します。
したがって、株式投資ゲームにおいては、主にキャピタルゲインを目指すゲームであると規定し、ゼロサムゲームであると説明しました。






Last updated  2006.07.03 10:41:07
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2006.07.02
需給関係を判断するにあたり、株式の需要者(買い手)と供給者(売り手)について、考えてみます。
潜在的な供給者は現在の株主であり、発行済み株式総数が供給の限界です。
現実にはオーナーの持ち株など、売りに出されない株もあるので、マーケットにおける供給としては、浮動株になります。潜在的な供給総数には、大きな変動はありません。

一方潜在的な需要者とは、これからその株を買おうとしている人たちであり、マーケット参加者全員です。潜在的供給者と比較して、圧倒的多数の潜在的需要者が存在します。しかしその多くは、通常はその銘柄には興味を持っていません。何かのきっかけで、ある銘柄に注目が集まると、突然多数の需要者が顕在化することになります。したがって需要の変動は非常に大きくなります。

供給の変動と比べて、需要の変動のほうが大きいため、通常時においては需要が株価を決定する要因であると考えられます。将来注目が集まることを事前に察知できれば、ゲームは有利に展開するでしょう。
ただし新株発行や、持ち合い解消売りなどにより供給が増える場合には、注意が必要です。需給バランスが崩れ、値下がり圧力が続くことになります。


投資と投機

一口に需要者や供給者といっても、2種類に分けて考える必要があります。
投資と投機です。投資と投機の定義には色々ありますが、ここでは保有期間の違いと考えてください。投資は長期、投機は短期です。

投機の場合、需要者は買った瞬間から、供給者に変わります。投機で短期売買を繰り返す場合には、中長期で考えると中立であり、需給バランスには影響を与えません。

これに対して長期投資の場合には、一度購入した株は長期間売りに出されることはなく、その期間供給量が減ることになります。すなわち長期間にわたり、需給バランスに好影響を与えることになります。
したがって、誰が買っているのかを把握することは重要です。年金運用のような長期資金が買っている場合には、長期間に渡り供給不足となり、値上がり圧力が継続することを期待できます。年金資金の株式運用比率アップなどというニュースは、買い材料です。

出来高の比率では、圧倒的に投機目的の売買が多いでしょう。そして投機の場合、ある時は需要が急増し、次の瞬間にはその手仕舞い売りで供給が急増するというように、短期的には需給バランスに大きな影響を与えることになります。
しかしその影響は長く続くことはなく、長期投資の場合には、気にする必要はありません。


分析手法による需給への影響

”Mr. マーケット氏”が、将来値上がりすると判断する理由付けとして、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析が用いられます。
ここで分析手法の詳細については言及しませんが、簡潔にまとめると、ファンダメンタルズ分析の場合は企業価値を分析するのに対して、テクニカル分析では市場参加者が分析対象になります。

ファンダメンタルズ分析では、企業価値と比べて現在の時価総額が割安だと判断した場合に、将来適正価格になるまで値上がりすることを期待して、買い需要が発生することになります。通常は企業価値が短期的に急変することはありませんので、時価総額が適正価格になるまで保有することになり、中長期的に需給バランスに影響を与えます。
一方テクニカル分析に基づき判断する場合は、チャートなどの市場データを基に、市場参加者の心理や手の内を予測することになります。市場参加者の心理や手の内は、同じ状態が長期間続くことはまれです。したがってテクニカル分析に基づく売買は、主に短期的な需給動向を占うのに有効です。言い換えると、テクニカル分析による需給への影響は、短期間しか続かないと考察できます。






Last updated  2006.07.02 10:48:05
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2006.07.01
ゲームで勝つための第一歩は、ゲームのしくみを理解することです。しくみを理解していないと、何が有利かを判断することができず、最善の手をうつことができません。今日と明日は、株式投資ゲームの基本的なしくみについて、私の考え方を述べます。


株価は需給で決まる

株式投資ゲームでは、安く買って高く売ることにより、その差額で利益(=得点)を上げます。信用取引で空売りをする場合には、先に売ってから買い戻すため順番が逆になりますが、安く買って高く売ることに変わりはありません。単純化するために信用取引は考慮せず、現物取引に限定して説明します。

将来値上がりする銘柄がわかれば、利益を上げられるわけですが、どういう場合に値上がりするのでしょうか? 株価はどのように決まるのか考えてみましょう。

銘柄を分析する手法としては、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析に大別されます。しかしこれらは、あくまでも判断の動機付けにすぎず、価格決定の本質ではありません。
市場で価格が決定されるメカニズムは、需要と供給です。需要のほうが供給よりも大きければ、価格は上昇します。供給のほうが大きければ、価格は下落します。

例えば、およそ100円程度が妥当な物があり、売りたい人が10人、買いたい人が100人いるとしましょう。売り手としては、少しでも高い値段で売りたいので、妥当価格の100円以上で売りに出します。買い手としては少しでも安く買いたいので、100円未満で買い注文を出します。
売り手と買い手の値段が折り合わなければ、売買は成立しないので、どうしても売りたい人は売値を下げ、どうしても買いたい人は買値を上げることになります。
買い手の方が多ければ、その中には多少高くても買いたいと思う人がいる可能性が高いでしょう。したがって、通常は需給関係で少数派のほうが有利なように、値がつきます。
なお数だけではなく、売買したいという思いの強さも影響します。信用取引での追証の発生など、どうしても売買する必要がある人の存在は、無視できません。


需給の決定要因

需給はどうやって決まるのでしょうか? 将来値上がりすると感じる人の方が多ければ、需要が供給を上回ることになります。
それでは人は、どういう場合に値上がりすると感じるのでしょう?
ここで初めて、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析が登場します。これら何らかの分析手法を使って、将来値上がりする可能性が高いという分析結果が出ることにより、値上がり期待が膨らむのです。
整理すると、以下のようになります。

 ファンダメンタルズ分析の結果、割安と判断する。 
 あるいは、テクニカル分析で買いシグナルが出る。
 など、買いの理由付けがなされる。
  ↓
 将来値上がりすると考える人が増える。
  ↓
 需要が供給を上回る。
  ↓
 実際に値上がりする。

結局はファンダメンタルズ分析やテクニカル分析の結果が反映されることになるのですが、上記の流れを理解することは重要です。買いたいと思う理由はさまざまであり、ある特定の条件だけにより値が決まるわけではありません。
ファンダメンタルズ分析などが重要な要素であることに間違いはありませんが、それらはあくまでも需給関係を決める判断材料のひとつに過ぎない事を、肝に銘じてください。

人それぞれいろいろな考え方を持っており、その総計として需給が決まります。
そもそも売買が成立するということは、同じ瞬間に買いたいと思っている人と売りたいと思っている人が存在しているということであり、双方に正当な理由があるのです。売買の判断をするときには、複眼的に物事を考えることが重要です。

またこのことは、多数派の心理を読むことの重要性にもつながります。かけひきを伴うゲームにおいて、相手の手の内や心理を読むことと、同じです。
ただし、一般的なゲームでは特定のプレイヤーの心理を読みますが、株式投資ゲームではマーケット多数派の心理を読むことになります。
ベンジャミン・グレアムの言う、”ミスターマーケット氏”が、対戦相手です。







Last updated  2006.07.01 16:11:26
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2006.06.30
先日の日記で、株式投資ゲームの勝利条件についてご説明しましたので、今日は具体的な点数のつけ方をご紹介します。

基本はシンプルです。

スコア1:基準価額 = 時価総額 ÷ 投下資金(※以下実質元金と呼ぶ)

市場全体が上昇しているときには、自分の時価総額も増加するのは普通です。
市場平均以上に自分のポートフォリオの時価総額が増加していないと、勝った気がしません。そこでベンチマークとの比較も記録しています。
ベンチマークとしては、TOPIX を採用しています。

スコア2:相対スコア = 基準価額 ÷ (現在のTOPIX ÷ ゲーム開始時のTOPIX)

・基準価額
投下資金(実質元金)が何倍になったのかを表します。

・時価総額
時価総額にはキャッシュポジションも含みます。すなわち証券口座にある株とMRFの残高合計です。なお私は信用取引は行っていませんが、信用取引口座については評価損益だけを含めるべきでしょう。

・投下資金(実質元金)
株式投資ゲーム用として、証券口座に振り込んだ金額に調整を加えたものです。途中で資金を追加したり、引き出したりした場合は、単純にその金額だけを増減させると、スコアが歪んでしまいますので、調整が必要です。
追加・引き出し金額を、その時点での基準価額で割ります。これをそれまでの実質元金に加減し、新たな実質元金とします。私はこの調整は月単位で行っています。

<例>
1月に100万円で開始し、6月に150万円になった。
この時点で60万円追加した。
現在の時価総額は280万円になっている。
この場合、基準価額(運用成績)は2倍です。

 6月時点の基準価額=150/100=1.5
 60万円追加時点での実質元金=100+60/1.5=140
 現在の基準価額=280/140=2.0

追加前と後に分けて考えても、同じ結果になります。

 追加前に、時価総額は1.5倍になっている。
 追加時点での運用資産は210万円(=150+60)
 追加後の運用成績は、280/210=4/3倍 になっている。
 トータルすると、1.5 x 4/3 = 2.0倍 

となり、現在の基準価額と同じになることが、お分かりいただけると思います。

確定申告での譲渡益税の支払いは、追加金額とみなします。1年分まとめて支払うので、その月の基準価額だけ突然悪化しますが、仕方が無いものと割り切っています。特定口座で源泉徴収されるものは、口座残高に反映されるので、特に意識する必要はありません。
配当の受け取りは、引き出したものとみなします。

私は毎月末に、上記2つのスコアを以下の項目とともに、記録しています。
・年月
・元金増減:その月の追加あるいは引き出し金額
・実質元金:投下資金に元金増減を調整したもの
・時価総額:証券口座にある株の時価総額と現金(MRF)の合計
・月間増減:今月末の時価総額-前月末の時価総額-元金増減
・基準価額:時価総額÷実質元金
・TOPIX:ベンチマークとして、TOPIX を採用
・相対スコア:基準価額と TOPIX の伸び率を比較したもの(上記スコア2)

この記録をもとに、年間パフォーマンスや、月間での対TOPIX の勝敗を楽しんでいます。
長期投資の場合には、月間勝敗についてはあまりこだわるべきではありませんが、TOPIX に数ヶ月連続で負け続ける場合には、相場の流れとあっていないという事を認識できる効果もあります。






Last updated  2006.06.30 12:29:45
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2006.06.28
通常ゲームには、目的(勝利条件や目指すもの)が決まっています。
プレイヤーは、他人よりも早く勝利条件を満たす事を、競うことになります。勝利条件を意識しないでプレイしているようでは、勝利はおぼつきません。

強いゲーマーの特徴は昨日の日記で記述したとおりですが、あまり強くないプレイヤーには2種類のタイプがあります。

1つめのタイプは、ゲーム自体は好きだが、勝利にはあまりこだわっていない、或いは勝利以外に楽しみを見出しているプレイヤーです。
たとえば、麻雀においてトップを取ることよりも、大きい手を上がることに喜びを感じるような人です。
トップをとるためには、勝負に出る場と降りる場を見極める必要がありますが、常に上がりたいという人は多いと思います。えてして、オーラスでトップを逆転されてしまいがちです。
こういう人は、勝つことを目的としているのではなく、役作りを楽しんでいるのだと思います。(単にうまくないだけ?)
またゲームによっては、ある種のキャラクターなどを育てることに生きがいを感じる人もいるでしょう。
ゲームの本来の目的は、楽しむことです。このタイプの人たちは、ゲームを楽しんでいますので、そのやり方を否定するつもりはありませんが、勝つ確率が低くなることは否めません。

2つ目のタイプは、ゲーム自体はどうでもよく、大勢でその場を楽しむ事が目的です。勝とうとする意欲はありません。大勢の友達と旅行に行って、夜ゲームを楽しむ時などに、見受けられます。

強くないプレイヤーの共通点として、勝利条件の達成を目指してプレイしていない事を、ご理解いただけると思います。勝つためには、勝利条件を明確に意識してプレイすることが、非常に重要になります。勝利条件を理解していないと、誤った戦略をとることになるでしょう。


株式投資ゲームの勝利条件

株式投資ゲームは、株式の売買を通じて、資産をいかに増やすかを競うゲームです。目的は運用資産の時価総額を成長させることです。
このゲームのスコアは、時価総額の成長率 になります。
時価総額の成長率(=点数)が、あなたの満足できる数字以上になれば、勝利条件を満たしたことになります。
決して個々の売買での損益の回数ではありませんので、ご注意ください。個々の売買の勝敗にこだわる人は、強くないプレイヤーのタイプ1です。
また、時価総額に注目していれば、含み損にこだわるあまり、損切りができないということも、無くなります。






Last updated  2006.06.29 00:08:14
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