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カテゴリ:投資論
例えば10年間投資をする上で、バイアンドホールドが良いか、タイミング投資が良いか。 よく言われるのは 「パフォーマンスを稼ぐのはほんの短期間での急上昇である。最高の10日間を逃したらパフォーマンスは著しく下がってしまう。」 ということです。 つまりこの根拠でもって 「タイミングを計ることによって最高の10日間を逃してしまったら意味がない。よってバイアンドホールドが優れている」 とされるわけですが・・・ 逆に、 最悪の10日間を回避できたらパフォーマンスを著しく上げることができるのではないのか? という疑問が湧きます。 バイアンドホールドすることによって、最高の10日間を享受できるとともに、最悪の10日間も甘受しなければならないわけです。 となると、タイミング投資をしようがバイアンドホールドしようが、有利不利はないのでは?という結論になりそうな気がします。 実際は、株式投資は時間とともに株価が増大するプラスサムゲーム(少なくとも歴史的には)ですから、ずっと掛け続けている分、バイアンドホールドが有利と言えると思います。 あるいは、「上昇の仕方」と「下落の仕方」が非対称であれば(つまり、上げは急だが、下げはダラダラ)ということが示されるのであれば、バイアンドホールドが有利と言えるかもしれません。 普遍的に機能するタイミング投資法があれば、バイアンドホールドを超えることができると思いますが(たとえばバリュー系の機械的投資法などいくつか統計的には示されています)、なかなか難しいのではないでしょうか。 ないとは言いませんけど。 まだ読んでいませんが、この本に答えとなるようなことが書いていないか、気になっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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読んでみたいですね。
(2008.04.30 22:50:50)
はじめまして。
前にもまるっきり同じ事をおっしゃっていた有名ブロガーの方がいましたが、バイ&ホールドなら必ず最高の十日間に市場にいることができますがタイミング投資では必ずしも最悪の十日間を回避できるとは限らない、っていう視点が抜けているような気がするのは気のせいでしょうか? (2008.04.30 23:03:11)
eleco75さんコメントありがとうございます。
>はじめまして。 > >前にもまるっきり同じ事をおっしゃっていた有名ブロガーの方がいましたが、バイ&ホールドなら必ず最高の十日間に市場にいることができますがタイミング投資では必ずしも最悪の十日間を回避できるとは限らない、っていう視点が抜けているような気がするのは気のせいでしょうか? ----- 抜けていないですよ。 書き方が悪くて分かりにくいのかもしれません。すいません。 (2008.04.30 23:25:40)
サブプライム前に投資を始めた身としては、サブプライムショックを避けれたらどれだけ・・と思ってしまいますね。
でもそうすると、暴落という貴重な経験ができなかったわけですし、損失と引き換えにいい勉強になったと思うことにしています。(^^;) 最近のダウ・日経の上昇はなんだか不気味な気がしています。変な楽観ムードというか?暴落恐怖症のせいかな?(苦笑) (2008.05.01 00:52:05)
投資家の卵さん
>サブプライム前に投資を始めた身としては、サブプライムショックを避けれたらどれだけ・・と思ってしまいますね。 私も投資はじめたての2000年はそのあと3年間も下げ相場でしたから、ひどいものでした。 あきらめるしかないでしょう。退場せずにいればいい時期もあります。 > >でもそうすると、暴落という貴重な経験ができなかったわけですし、損失と引き換えにいい勉強になったと思うことにしています。(^^;) >最近のダウ・日経の上昇はなんだか不気味な気がしています。変な楽観ムードというか?暴落恐怖症のせいかな?(苦笑) 考えすぎない方がいいですよ。当たるかもしれないし当たらないかもしれません。50%前後です。 (2008.05.01 21:34:34) |