過ち2姉が大学に受かった。それも有名校。 だから僕も頑張った。 でも最近は成績が落ちる一方だ。 だから母さんは姉ばかりかわいがる。 僕が…姉に劣っている? まさか。 あいつはつい最近までひきこもりだったプー太郎だ。 なら、勉強でかてないのなら、他のもので勝とう。 「ちくしょう…」 今日も部活で失敗ばかり。だから教師にも 「そんなんだから成績も落ちるんだ!」 と言われた。 くそ…。 スポーツでも勝てなかった。 「ああもうくそ!」 むしゃくしゃしたので町に出ることにした。 夜のアーケード街は静かだ。 まあそれもそうだろう。前までここは殺人現場だったのだから。 ふと、明かりを見つけた。 時間は深夜2時。商店街はすべて閉まっているはずだ。 すこし興味が湧いたのでその店へと入っていった。 「ごほっ…すげぇほこりだ」 どうやら本屋らしい。 適当にとった本を見てみる。 『複数やれば世界の輪廻が変わる』 「?」 本を開いてみた。 「『自身を信じるものは正義なり』…」 自身を信じる…。 そう、僕は強い。姉になんか負けない。絶対負けない。 深夜。 僕は姉の部屋へと向かった。手には包丁。 そう、僕は強いんだ! 「こりゃ滅多刺しですね」 「兄弟で喧嘩か…。その筋で間違いないな」 「弟が姉を滅多刺しか…。あの本はいけなかったかね。…まあいつの時代も血なまぐさいものじゃのう」 『ひとつやってしまえば、全ては終わる』 続編 |