長者屋は250年以上前に建てられた古民家
- 広島県庄原市比和町三河内にあるせとうち古民家ステイズ長者屋は、この地域に古くからある古民家で、子どもの頃から屋号の長者屋で呼んでいた。
- この元茅葺(瓦棒の下は今でも茅葺)きの古民家を宿泊施設に改装するとき、約250以上年前の棟札があったと聞いている。
- この辺りは6世紀後半には人が住んでおり、その当時の古墳が見つかっている。古墳から鉄製品が出土している。
- この地域も含めた庄原市の砂鉄の取れる地域が奈良時代に調として鉄を納めていた記録も残っており、江戸時代には広島藩の鉄奉行も三河内から出ている。
- 三河内の地形は鉄穴および鉄穴流しで作られたと考えられており、戦国時代には今の地形ができている。その当時ここには山城があり、山城や城主と関連の深い屋号がついて家が今も多く残っている。
せとうち古民家ステイズ長者屋
せとうち古民家ステイズ長者屋
奥の山が三つ子山(城山)で戦国時代に山城があった。城主は毛利氏に属しており、関ヶ原の戦い後、国替となった毛利氏について萩へ移ったと伝えられている。
1990年頃までは昔のままの棚田だったが、圃場整備により現代の棚田となっている。つなぐ棚田遺産に認定されている。
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せとうち古民家ステイズHiroshima 長者屋