日本株の行方
最近、少しは経済のことも勉強しようと思い、株式関連のテレビ番組をよく見ています。しかし、最近の日経平均株価は去年の勢いがありませんね。ライブドアショック以来じわじわと上がってはガクンと落ちるのを繰り返していて、もう日本株も終わりかなと思えるほどです。が、しかしテレビに出てくる証券会社の人たちは、みなさんまだまだ上がる、18,000円は狙える、20,000円はいけると景気のいい強気の発言ばかりです。 最近、これらの発言はほんとに信用できるのか疑問を感じるようになりました。なぜなら、証券会社はより多くの個人投資家に株の売買をやってもらった方が手数料収入が入り儲かるわけです。個人投資家、それも多くはインターネットで株取引が出来るようになってから参入した素人投資家は、専門家がああ言うのならとりあえず安定した会社の株を買っておけば儲かるだろうと考えても無理はありません。もしかすると証券会社の人たちは一連托生で、無知な素人投資家を株式投資の世界に引き込むために、日本株はまだまだ上がると口裏を合わせて言っているのではないかとさえ思えてしまうのです。証券会社は個人投資家が儲かろうが損しようが知ったことではありません。大切なのは多くの人に取引をしてもらって手数料を稼ぐことです。それが彼らの仕事です。はたして本当のところはどうなのか。年末までには答えが出るでしょう。楽しみに見守ることにします。