|
カテゴリ:経営
独立起業する前から、ずっと家庭教師業界で働いていた。
今まで経験した都道府県は10都道府県。 必然的に同業他社を数多く見ることになる。 人口が増えれば増えるほど業者数も増えてくる。 5年前くらいにある都市で保護者に「どうやってこんなに多くの業者の中から選んだんですか?」 と何気なく聞くと「えっ求人誌」と意外な答えがかえってきた。 色々な広告やHPやタウンページではなく決めては求人誌! 他の保護者に聞くと同様の答えがかえってきた。 基本的に広告に悪い事を書く業者はいない。 その為、どこを選んだら良いのかあまりにも業者が増えるとわかりにくくなる。 悪質な業者も数多くある。(だいぶ淘汰されては来たが・・・) そこで求人誌の社員募集による会社選びをするという都市部の防衛本能である。 確かに求人広告になると油断する業者が多い。顧客も見る可能性が高いのに 人材が欲しいがためについ本音を漏らす。 例えば、家庭教師業界で言えば「目指せ月給100万円!顧客を得る事にボーナスが出ます。」 みたいな打ち出しをしていた会社がある。あきらかに高額教材販売である。 極端に営業職に高い月給を支払うためにはそれ相応のしかも短期間に利益が上がるシステムが ないと不可能である。よって通常の月謝制ではなく。粗利益が高い不必要に高価な教材を売りつけるいう営業スタイルが想像できる。売ってしまえば後は知らんだから困るのだ! 「テレフォンアポインター募集」というのも高額教材販売系の特徴である。 あと家庭教師業界で教育系(例えば個別指導)以外の兼業をしだすと倒産が近いという 私なりの経験則がある。(今まで見てきて・・・ ![]() とにかく求人広告を見ると会社のシステムがだいたいわかる。 だからその件以来、会社を調べる時には求人広告を利用して 暇を見つけてよく読んでいる。結構面白いし ![]() だから私がよく求人誌を見ているのは転職したいわけではなく 会社の体質を調べてるのですよ。周りの方々誤解しないで ![]() 昨日、夜中にアルクにいったらまた新しい無料の求人誌が創刊されてたので ふとそんな事を思い出しました・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月07日 14時58分00秒
[経営] カテゴリの最新記事
|