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カテゴリ:経営
広告やCMはよーく見ないと数字のカラクリに騙される・・・
例えば このCM 進学先報告会員の志望校合格率 98% これだけ見ると凄い となるがよーく見ると 98%の横に (第1・第2志望校) と書いてある… 第2志望校まで含めるのなら当然の数字となる しかも 『進学先報告会員の』という条件付きでもある。 また最近よく見かけるのは 習熟度テスト○○点UP! 中3初の習熟度テストは例年6月に実施される。 習熟度テストは定期テストと違いテスト週間が無い だから部活が忙しく、受験生としての意識レベルがまだ低い この段階では必然的に得点は低くなる。 そして、お次の習熟度テストは夏休み明け ほとんどの部活は引退し、夏期講習でしっかりと習熟度テストの対策をした上で 受けるため必然的に得点は高くなる。 そうすると 習熟度テスト○○点UP! 広告の出来上がり (もちろん言うまでも無く塾生の成績が上がれば嬉しい。 ただそれを数字のカラクリとして広告に利用するのはどうかなというだけ・・・) また習熟度テストの難易度は変動するため 難易度が低い回の得点から難易度が高い回の得点を引けば これまた 習熟度テスト○○点UP! 広告の出来上がり そしてもう一つ良くあるのが 入塾してすぐ 定期テストで〇〇点UP! これは新中2・新中3のあるある広告。 というのも前年度の定期テスト(学年末テスト)は 基本的に難易度が最も高く平均点が下がる (今回の桑中・中2学年末テストの平均点は高かったが…) だからこそ 1年間で最も平均点が高くなる1学期中間テストの得点から 1年間で最も平均点が低くなる前年度の学年末テストの得点を引けば あっという間に 定期テストで〇〇点UP! 広告の出来上がり 何度も言うけど 成績が上がった 成績が下がった の指標は校内順位にしないと 数字のカラクリに騙されてしまう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月21日 11時03分41秒
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