サンタクロースはそこに…
今年もクリスマスがやってきました。クリスマスはすっかり日本の文化に溶け込んだ風習となりました。私はクリスマスが大好きです。子どもの頃から好きでした。私の父は冬場になると猟に出ました。そして山から手ごろな樅の木をとってきて、それをクリスマスツリーにしていました。ツリーを飾るのは子どもたちの役目です。姉を筆頭に3人で飾り付けたことを昨日の事のように覚えています。雪は綿で表現しました。特に熱心に飾り付けをしていたのは私でした。キラキラ光るいろいろな飾りをつけながら夢想していました。クリスマスソングも大好きです。もちろんプレゼントも!しかしよく考えると家はまわりと比べても貧乏でしたが、どうにかしてプレゼントをそろえてくれていたんだなと不思議に思います。父は子煩悩な人でした。母が病弱だったせいもあり母の役割も父がこなしていました。父は行事や祭りが大好きで子どもたちの笑顔が大好きだったんだと思います。サンタクロースはそこに存在していたのではないでしょうか。人を思う気持ちが、サンタだったのではないかと思ったりします。聖夜の夜に、すべての人に幸せの星が降り注ぎますように…。メリークリスマス。