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ずごろー@ Re:Microsoft純正WerFault.exeの止め方(02/01) nanasi35さま もうかなりブログをほったら…
nanasi35@ Re:Microsoft純正WerFault.exeの止め方(02/01) 私も同様の被害に遭い起動しているアプリ…
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ずごろー@ Re:オクラの花(09/17) こんにちは。 こちらからどうぞ。 <small…

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June 16, 2019
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カテゴリ:日々の雑感

母の遺産(上) 新聞小説 (中公文庫) [ 水村美苗 ]

日経新聞で、橋田壽賀子氏が私の履歴書を書いてらっしゃいました。
その中で「母親たちの遺産」が上がっていて、興味があって検索したら絶版。
で、ほぼタイトルが同じ本を読んでみました。

ええ、全然中身違いますね、当たり前ですが。

橋田氏の作品は、明治から昭和にかけての女たちの突き上げるような力強さを書き上げたもの(のようです)が、こちらは暗い暗い。

私もほぼ主人公の50代女性と同じ世代ですが、親が老いること、自分が老いること、そしてその先に誰にでも平等に待っている死ぬことに対しての恐怖がひしひしとこみ上げてきます。

で、面白くなかったのかと言われると、面白かったです。
何でしょうね、この矛盾。

主人公の母親は、毒親です。支配型の。
それが老いて惨めに死んでいく。それが微に入り細に入り、リアルです。
主人公の姉に対するコンプレックス、母に対するコンプレックス、これもリアルです。
全体を通して、非常に暗く、救いってあったのでしょうか?
最後、主人公の好き勝手生きていくぞ!3.11を経験して、生かされているのだ!が救い?
とは個人的には全く思えず。

老いるとは、死ぬとは、こういうことである可能性もある。大いにある。
だから心して生きていけ、ということなのでしょうか。
婆ちゃんも含めれば女三代記。歴史を見た気になります。






Last updated  June 16, 2019 08:48:28 PM
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