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カテゴリ:日々の雑感
20年前の今日の写真に、香港の写真が出て来ました。
余りにも懐かしいのと、昨今の香港の状況を鑑みるに、なんとも言えないいやな気持ちにもなり。 折角なので、忘れかけていたブログに上げておこうかと思い立ち。 そのタイトルに、「嗚呼、香港」と付けそうになりました。あかんあかん、それじゃあ、おらんようになったみたいや。ちょっと縁起でもない。 本来なら目線くらいは隠すべきなのでしょうが、20年前と言うことでご容赦を。 若々しい二人です。結婚式と思われます。今日で20周年ですね。今も変わらずお幸せですか? SANYOと言う会社がまだありました。ここの家電製品、好きでした。 香港と言えば、活気のるつぼでした。それがとても好きでした。疲れた時に行くと、元気を貰えました。 人がとにかくエネルギッシュ。町全体がごま油の匂いでしょうか?食欲をそそりました。 足場でしょうか、竹です。 この木の根っこが、香港人を表しているような。この生命力が香港でした。 香港は海の町でもあります。このフェリー、上船時間はわずか三分ほどだったように思います。 大好きでした。用もないのに何度も乗りました。帰る日に、模型を切符売り場で買いました。 木製の手の込んだもので、結構な値段でしたがどうしても欲しくて。売り場の白人のマダムが、「あなたも好きなのね」と言うふうに微笑んでくれたのが印象的でした。あなたも、お好きだったのでしょう? フェリーの船員です。渋い味を醸し出されていました。 安物の望遠レンズが良い味出してくれました。としておこう。周辺の光量の落ちがえげつない。 海を頻繁に作業船が行き来していました。町が、まだまだ成長期でした。 このもやっとしたのも、らしいというか。 白バイ隊ですかね。HONDAです。まさかVFR750Pじゃないですよね。 のんびり会話を楽しまれています。香港の警察官は全然怖くありませんでした。 同時期の北京の警官は、バチバチッと音の鳴る警棒を持って振り回していて怖かったですが。 パトロール中の警察官です。平和ですね。本当に、全然怖くありませんでした。 今、香港の警察は怖いです。外から見ていても怖いです。ペッパースプレーを撒き、人を抑え込み、暴力そのもののように見えます。あの香港は、今どうなっているのでしょうか。 周庭氏、黄之鋒氏と言った若い活動家から蘋果日報創業者の黎智英氏といった大ベテランまでが逮捕され服役しています。 しかも後から作った法律で。東京裁判かと。無法者はどっちなのかと。 多くの市民が、命を賭して町の自由と自治を守ろうとしています。フィクションではなく、現実に。敬意を表します。 この頃はSARSが流行っていました。町に人は少なく、中にはマスクした方も。 若く浅はかだったので、「たいしたことないだろう」と訪れていました。 SARS、MERS、新型インフルエンザと、大騒ぎした割りに大したことありませんでした。 今回のCOVID-19もたいしたことないと高を括っていました。 パンデミックと言えば、近くはスペイン風邪がそうですが、白黒写真の世界、則ち遠い爺さん達の昔話で、SF的とさえ思っていました。根拠もなく。 状況は色々難しく、厳しいとは思いますが、どうか香港の皆様にも安心して暮らせる日が来ますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 5, 2021 12:21:18 AM
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