隣の畑がなくなった！

私の住んでいるマンションといっても３階建てなのですが、こちらでは３階を越えると皆さんマンションと言います。 そのマンションの隣に、畑がありました。昨日までは。 いつも年をとったお爺さんとお婆さんが、白の軽トラックで乗り付けては畑仕事をしていました。 それが、お昼ごろに用事があって出かけて帰ってくると、畑がものの見事に更地に変わっていました。 あっけないものです。 わずか３～４時間の出来事です。 きっとそれまでは、毎日のように手入れをして、面倒を見ていたはずです。 きっと色々な思い入れもあったとは思いますが、畑仕事をする人がいないのでしょう。 このマンションの周りの畑はどんどん新しいマンションが立っています。 私の住んでいるマンションは築４～５年くらいですが、入居率は５０％そこそこです。 ローンが払えていればいいほうだと思います。 きっと皆さん税金対策ということで、賃貸マンションを建てるのでしょうが、人口が増えないこの市では期待薄です。 静岡県は、全国的に見ても、福祉の立ち遅れ、犯罪の増加、医療の立ち遅れなどが問題となっています。 余程のことがなければ、好き好んで越してくる土地ではありません。 特にこの市では、児童養育の面でも立ち遅れています。 それでも畑には新しいマンションが立ち並ぶと。 市として魅力がないので、若者の人口が流出し、後継者がいないため畑をつぶしてしまうという悪循環が成り立っているように思います。 今後、これらの空き家がどのようになるのか心配です。