なんくるないさ～

ついについにやっと手に入れた上原ひろみのチケット。２年前に情熱大陸で取り上げられて以来、ずっとずっと行きたかったライブです。当日は平日だったので、誰がなんと言おうと帰るつもりでした。案の定、その日に限って呼び止められる(>_<)でも振り切ってダーッシュ！ぎりぎり間に合いました～

上原ひろみをご存じない方のためにちょこっと解説。
彼女はいまアメリカ在住のジャズピアニストです。その経歴はちょっとかわっていてふつうの大学（私の後輩になるんですよ～）を中退後、バークリー音楽院だったかな、で作曲を学び主席で卒業。日本人で初めて、Ｎ.Yのブルーノートで２年連続ライブ決定とか。

そんなことは、ライブ聞いたらどうでも良くなっちゃったんです。正直どんなピアノを聞かせてくれるんだろうと、半信半疑だったのですが（ごめんなさい）、もうすごいっのひとこと！有名な女性ジャズピアニストのライブに行ったことありますが全然雰囲気も感動も違った！

あまりにすごすぎて、時間をかけて日記に書きたいと思っていたら、すっかり日常におわれて今日になってしまいました(>_<)

まずジーンズと真っ赤なスニーカー、そしてあのぐしゃぐしゃに逆立て結わえた髪。そのへんのストリートライブのような雰囲気ではじまりました。最初は、電子ピアノだったので、なんか違和感。２曲目あたりから、彼女ものってきたのか足を踏みならしはじめた！楽器やってる人ならわかると思うけど、足でカウント取ったりしますよね。そのレベルじゃないの！身体をおこして、大地を踏みならして、飛び跳ねるように弾きだした！彼女の声も聞こえる。メロディーを口ずさみながら全身で弾くその姿はまさに彼女のキャッチフレーズ「元気のでるピアノ」。技術もさることながら、大胆だ。例えばピアノをげんこつで弾く。これにはびっくり。パフォーマンスといえばそれまでなんだけど、そうじゃないと思う。彼女はホントにホントに楽しくて楽しくてしょうがないというのが伝わってくるから、いつのまにかライブ会場全体が彼女に引き込まれる。ライブ会場がいつの間にかひとつになる。最後には全員がスタンディングオペレーション！！！ホントに幸せを分けてもらったライブでした。

私が急にＤＶＤプレイヤーがほしいといいだしたのは、彼女のライブをいつもみたいと思ったから。でもどうやらでていないみたい。今度ＣＤを買おうとおもうけど、やっぱりＣＤだけじゃ彼女の魅力は伝わらない。できれば、ＪＡＺＺを聞かない人でもライブに行ってほしいです。そのくらい素晴らしいステージでした★

またしばらく日本には来れないと思うけど、またきたときは絶対にライブチケット手に入れるぞ！