「諸行」とは諸々(もろもろ)の現象のことを言います。「行(ぎょう)」と「業(ごう)」とは同じ意味で、はたらきであり、わざです。行も業も現象、すなわち心の現われ(唯心所現)ですから常に変化していて、さらに過去の形はすでにないのです。行も業もあるように見えてもない、そして無常なのです。だから諸々(もろもろ)の現象に執着してはなりません。これが諸行無常の言わんとするところです。
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Last updated
2011.09.25 19:00:55
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