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先日スーパーで「はけびき」を見かけたので買いました。
![]() 17歳でこの世を去った私の娘 ”唯ちゃん”が小さい頃に大好きだったお菓子です。 甘くておいしいですよね、。私も子供の頃、このお菓子が好きでした。 幼少の頃の家は貧乏だったので”おいり”の上に2枚位のっかてるのを大切に食べてた記憶があります。 自分が食べられなかった分、娘には思う存分食べさせたくて スーパーで見つけたらいつも買って食べさせてました。 当時、娘は一人っ子だから一袋を全部ひとり占めして食べる事が出来てこの子は幸せだな~、、 なんて事を思いながら娘を見てた。 今回、このはけびきを買う際に思った事は どうして はけびきをお供えされる立場になってるん? 14~5年経とうが我が子の死には納得も受け入れも出来てません。 死んでしまった事実や、もう2度とこの世では会えない事を仕方なく頭で理解しているだけ。 娘の死んだ日や葬儀の事を詳しく思い出そうとすると未だに体がクラッシュします。 あの苦しい時を無かった事にしたいと身体や頭が望んでいるのかもしれません。 この深い悲しみをずっと何とか誤魔化して麻痺させて過ごしてきただけなのでしょう。 そうしないと今まで生きてこれなかったと思います。 若い時の子供で少し手抜き育児したことを後悔してます。 それでも大切に育ててました。どんな存在より大事で自分の命をも懸けれる存在が娘でした。 ![]() 私の場合は ここ10年余りの間、息子の誕生が辛さの誤魔化しに有効でした。 時の流れも手伝ってるでしょうが これからもそうだと思います。 娘が死んでしまう事が無ければ わざわざ不妊治療してまで子供を授かる努力をしなかったでしょう。 イコール息子には巡り合えていなかったという事。 しかしその反面、娘が今でも生きてたら我が子の死に顔を見なくても済む人生を送れたでしょう。 人生の中でどっちかを選べと言われたら、、、。 娘も、今居る息子も私の命同然の存在なのでここでは書けません。。 ただ言えることは、我が子の死だけは経験したくなかった。人生の中で1番辛い出来事でした、。 お金がないとか、配偶者への重い不満なんてどうって事ない苦しみなんだと云うことが私の人生の教訓となりました。 注:(↑ 若い時にどちらも経験済みですが人に拠っては度合いが違うので誤解無きように、、 私の場合は禁止用語のピー、、が入る危険レベルでしたが 我が子の死に比べたら、過去の苦労なんて今思えば屁みたいな物。という事です。) 人生なんて一つボタンを掛け違っただけで大きく変わってしまう事があります。 成る様にしか成らない人生だけど、娘が今も生きてたら、、の人生はどんな人生だったのかな。 息子の人生にはこれからどんな事があるのかな。 息子だって生きてたら良い事も悪い事も経験するでしょう。 ただ、たった一つのお母さんのお願いは叶えてほしい。 絶対ママより先に死なないで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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