【悲報】ベラルーシ製「Belgee S50」、ただのGeely Emgrandの着ぐるみだった。しかも遅い。
皆さん、こんにちは。今日は、自動車業界の“新星”と称される一台について、存分に皮肉を込めてお届けしたいと思います。その名も「Belgee S50」。聞いただけで「ベル・ジー? 何それ美味しいの?」と首を傾げる方も多いでしょう。無理もありません。何しろこのクルマ、正体は2021年式の Geely Emgrand のクローン(いや、着ぐるみ)なのですから。まずはその出生の秘密から暴いていきましょう。ベラルーシの工場で組み立てられているこのS50、れっきとした中国・Geelyのプラットフォーム「BMA」を採用しています。要するに、中身はほぼ全て中国製。それをベラルーシでネジを締め直したら、「ベラルーシの国民車」としてご登場なさったわけです。まさに“国際協力”の賜物ですね。しかも、元となったGeely Emgrandは既にロシア市場から撤退するという噂。つまりS50は、親会社に見捨てられたモデルの“遺品”を引き継いだ、哀れな後継者というわけです。そしてその価格は、元のEmgrandより最大で40万円も安い。安いのは結構ですが、それでいて「高級感」を売りにしているから笑えます。さて、肝心の走りですが、こちらも“絶妙”な仕上がりです。搭載されているエンジンは、ボルボと共同開発したという1.5リッター直列4気筒。122馬力、152Nmのトルク。スペックだけ見れば「まあ及第点?」と思えるかもしれません。しかし、実際にアクセルを踏み込むと、その反応の鈍さに思わず時計を確認したくなります。なんと0-100km/hの加速に要する時間は約13秒。ええ、あなたの愛犬のダッシュの方がよほど速いでしょう。後続車にクラクションを鳴らされる覚悟はできていますか? メーカーは「信頼性の高い自然吸気エンジン」と称していますが、それはつまり「昔ながらの普通のエンジンです。速さは期待しないでください」という宣伝に他なりません。外観デザインは「スポーティでモダン」とされていますが、これがもう、元のGeely Emgrandと瓜二つ。エンブレムとバッジを変えただけで、デザイナーはきっと楽をしたでしょう。特にリアの“BELGEE”の文字は、高級感を出したいのか、はたまた「俺たちはGeelyじゃないぞ!」と必死にアピールしているのか、痛々しい限りです。インテリアも「高品質な素材」と宣伝されていますが、この価格帯ではよくある“それなり”の質感です。12.3インチのデジタルメーターやセンタースクリーンは一見最新技術に見えますが、これも今や中国車では当たり前の装備。目新しさはゼロです。しかし、ここでこのクルマを擁護する声も聞こえてきそうです。「価格が安いんだから、これくらいで十分だろ!」と。確かに、ロシア市場での価格は約185万円~231万円(2026年6月時点)。この値段でこの装備なら、確かにコストパフォーマンスは良いかもしれません。しかし、それでいて「Cセグメントの新基準」だの「高級感」だのと大げさに宣伝するから、ツッコミたくなるのです。このクルマの真の価値は、まさに「Geely Emgrandを安く買うための裏技」としての存在意義にあります。Belgee S50の詳細なスペックやグレード、オーナーの声をもっと知りたい方は、こちらを覗いてみてください。https://ironhorse.ru/belgee/s50/さて、この“ベラルーシ産Geely”、果たして日本の道路で見かける日は来るのでしょうか? おそらく来ないでしょう。もし来たとしても、それは「あ、あの遅いヤツだ」と笑われるのがオチです。安かろう悪かろう、いや、安かろう“遅かろう”。まさに“ジャスト・ア・カー”な一台。それがBelgee S50の真実です。