サベージのひとりごと。

「朝からカレーってぇ、こりゃあゴキゲンだなオイ
・・・・って、イベント告知写真みてぇに、
野菜たっぷりじゃないじゃねぇか！！あの写真・・・・
盛ってる・・・な？」

・・・えー、デクラークさん。
ホテルアルピナでは、朝食バイキングのイベントで
「夏野菜たっぷりカレー」ってのをやってて、
朝からカレーを・・・・・このカレー、割とあっさり目で
朝喰うのに耐えうる味でした。
で、具材が少ないのは、多分具材を多く取られて
しまったようですｗ
「・・・・明日があるさｗふっｗ」

・・・さて、今日は高山陣屋朝市に行きましてお土産を
買って、ワシは別れてから高山別院と国分寺でご朱印を頂こうと。
まず訪れましたのは、
陣屋の裏手にある「猫石（根古石）」です。




「はー、旦那様ー、わたくしこれは一度見た事が
御座います。」
「猫石・・・って、これって猫のお墓ってコト？」
「あらまぁ、何となく形が猫さんに見えなくともないですわね。」
「梅野さん、そう言われたら猫に見えるッス。」
「何だか可愛らしい形でありますー、はいー。」
「オイオイ、こう言うのって絶対何か話とか由来とか
あるんだろ？あぁ？？例えばよぉ、怪談とかさぁ・・・・・」

・・・デクラークさん、あるよｗ
それも、「怪談」はかすってますね。
で、この「猫石」には伝説があり、
それにまつわる事件がありました。

ある日、お殿様の娘が屋敷の庭で遊んでた時に、
娘のそばに居た猫がしきりに鳴いた上に、娘の着物の裾
を咥えて引っ張りだしました。
猫を叱っても止めようとしなかったので、娘の御供を
していた者が、猫の首を刀ではねてしまいました。
その猫の首は宙を舞い高く飛ぶと、娘の近くにあった木の
上に居た大蛇に噛みつき、大蛇をこらしめたのでした。
・・・そう、猫は娘にじゃれついてたのではなく、
「木の上におっきい蛇居るニャ。危ないニャ」と
知らせようとしたのです。
猫の首を斬った御供の者は、その猫を哀れに思い猫を葬り、
そのお墓としたのが、猫石と・・・・言われてます。

「まぁ・・・猫さん、何て可哀想ですの・・・」
「・・・オイゴラぁ！猫は良い事したのによぉ、
思いっきり斬られ損じゃねーか・・・・うう・・・」
「はいー、デクラークさん・・・でも、葬って貰えただけ
良いとは思うでありますー・・・はいー。」
「そうですね、メッシさん・・・・（ぐすん）」
「うおおおーーー！！！
猫、可哀想ッスーーーー！！！（大号泣）」

・・・・何だか、空気が重くなりましたね・・・・
さあ、気分を変えて、「陣屋朝市」へー♪








「まぁ、リンゴが沢山・・・高山はリンゴが採れますの？」
「はー、梅野さん。岐阜もリンゴの産地で御座います。」
「ディアさん、監督ー、野菜が安いっス！！
あ！！お米ッス！！」
「あ、サトテルさん、新米でありますー。
えー、１．５ｋで700円・・・・・・700を3で割って
５００ｇ当りの値段を出すと、約２３３円・・・・
つまり、１ｋｇ当たり約470円でありますー、はいー！」
「ええ？？メッシさん、それって・・・都会より安い
ってコト？」
「ハァ？？それ安いじゃねーか！！買おうぜ！！
旦那！！！！」「そうですわ！！買いましょう！！」





・・・・で、飲み食い歩きは3日目ですが・・・・山車の
原田酒造さんにて、デクラークさんに、
飛騨の酒を味わって頂きましょう。
一杯売りの「ひやおろし」をば。




「アタイ、基本的にビアー派なんだけどさぁ・・・・
（じゅる）・・ん？何かスゲー飲みやすくねぇか？」
「はいー。私も去年にコレを頂いたでありますー。」
「ね？美味しいでしょ？デクラークさん。」
「（こくこく）・・ああ、
日本酒も悪くはねぇな。オイ。」
「はー、デクラークよ。明日はここで”有料試飲マラソン”
するで御座います。」
「おい、ディアスプロさん・・・・何だよそれ！？」




ご朱印も頂いた所で、今日の活動は終了ー。
「後編」へ、続く！！！！！