2016/05/22(日)02:16
恐怖の待ち時間・若冲展
金曜日、仕事が終わってから楽しみにしていた『若冲展』に行きました。
大人気で、入館するまでが大変とは聞いていましたが平日の午後だし、待っても1時間くらいかな?と、高を括っていたら、まさかの210分待ち3時間半ですよ、3時間半24日までだし、せっかく前売り券も買ったことだしディズニーランドのアトラクション以上の待ち時間だけどもう少し早く入れるよね~なんて安易な考え。 しかし きっちり3時間半でしたよ。入るまで 延々と続く列に並び、ずっと立ちっぱなし。足は浮腫んで痛かったけど高齢の方々も 頑張って並んでいるので我慢。我慢。 いや~自分に行列に耐える日本人の血が流れていることを痛感しました。
夕方やっと入れてもまだまだ列。その途中にあったデジタル絵画。「鳥獣花木図屏風」チームラボが作成。鮮やかな色彩、楽しい動き。
本物は米国の収集家プライス夫妻のコレクション。東日本大震災の時、日本を東北を元気にしたいとお見舞い巡礼しました。
実は細かいモザイクで出来ています。なんと19世紀末のスーラなどの新印象派で知られる点描画より1世紀以上前に描かれたわけですから、凄い事です。 伊藤若冲(1716~1800)は 18世紀の京都で活躍しました。繊細で緻密な描写で動植物を美しく鮮やかに描きますが、墨で勢いよく描かれた、漫画を思わせるユーモラスな水墨画も多く手掛けています。 とにかく圧巻だったのが1階に展示された「釈迦三尊像」とそれを取り巻く30幅の 「動植綵絵」 鶏も緻密でいいけれど、愛嬌がありレースを纏った様なオウムが好き 空想の世界の鳳凰も💕 で愛らしく鶏は何故か1羽だけ正面向き。 他にも梅、松、牡丹や薔薇スズメや虫に魚や貝と、モチーフも様々。
生命の躍動を感じ、濃密な色彩に圧倒されます。動物が好きだったのでしょうね。
色鮮やかなインコは版画今にも喋りそうで、可愛い~💕
猫のような愛嬌のある可愛い虎人慣れしていそうで、漫画みたい
全ての生き物に、若冲の息吹が吹き込まれているので、躍動感があり、今にも飛び出してきそうです。
そうそう、わんこもいましたよ。こんなにたくさんの子犬達。楽しそう~ 今回の「若冲展」は会場内も人・人・人作品を傍で見る事は難しく、遠くから見ても下部は人の頭に隠れて、全く見えない状態。学芸員やスタッフは「立ち止まらないで少しづつ左に流れて下さい。」と声を張り上げうるさい、うるさい。 じっくり見る事が出来ずに不完全燃焼 家でゆっくり楽しむために図録を買うために行ったミュージアムショップも激コミで会計は並ぶ、並ぶ。こちらも長蛇の列。 しかも美術館を出た夜の7時半の時点でも入れなくて館の外でもまだ列が・・・ 足は痛く、疲労困憊の「若冲展」でした
こちらは我が家のわんこあ~疲れが吹き飛ぶわぁ~~
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