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カテゴリ:美術館
またまた去年の話ですが、12月の中旬に上野の森美術館で開催されている 「デトロイト美術館展」に行って来ました。 過去の話を思い出しながら書く事はボケ防止になるそうですが、一ヶ月以上前の話で、本当にのんびり~~~ 1885年の創立以来、自動車業界らの有力者の資金援助を通じて、世界屈指の美術館へと成長するも2013年のデトロイト市の財政破綻に伴い、素晴らしい所蔵品を売却するという危機に直面。 その時美術館を守るために立ち上がったのは、国内外の支援者と市民。コレクションを失う事なく、今も市民に愛されています。 素晴らしいのは集結した52点の作品が月曜日と火曜日、撮影 ピカソ等の一部の作品を除き、SNSの公開も 目玉は「これぞゴッホ」 大きな作品ではありませんが、インパクトありました。 4部構成からなり、印象に残った作品をご紹介 第1章 - 印象派 ルノワール(白い服の道化師) ドガ(楽屋の踊り子たち) モネ(グラジオラス) ピサロ(小道)・優しくて素敵 第2章 - ポスト印象派 セザンヌ(サント=ヴィクトワール山) ルドン(心に浮かぶ蝶)・速水御舟の炎舞みたい ゴッホ(オワーズ川の岸辺・オーヴェールにて) ドニ(トゥールーズ速報)・・・ ロートレックかと思いましたが、ドニでした。 第3章 - 20世紀のドイツ絵画 カンディンスキー(白いフォルムのある習作) 第4章 - 20世紀フランス絵画 モディリアーニ(女の肖像)・独特の雰囲気・一度見たら忘れられない 2点ともマティス (窓) (ケシの花) 大きな作品で色使いも楽しく、部屋に飾っても 多くの作品の中で一番印象に残った作品が 20世紀ドイツの画家 パウラ・モーダーゾーン=ベッカー(年老いた農婦) ベッカーは31歳の若さで世を去った女性画家。 決して裕福ではない老婦人。今も家計を助けるために労働に従事しているであろう姿は、謙虚で光輝いて見えます。 清く、誇り高いその姿にしばし見入ってしまった作品でした。 思い出に残る、良い美術展でした。 12月はユーリ!!!に夢中でイベントにも参加していたので、アップが遅くなったのですが(言い訳)今もその熱は冷めていません。 またまたイベント、狙っているけど倍率高そう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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