『瞳いっぱいの涙』全３巻

『瞳いっぱいの涙』真柴ひろみ 　　 美帆と冬二（とうじ）が乗った車が人身事故を起こした。 被害者は美帆の姉・千帆だった。 冬二は誤ちをつぐなうために千帆につくし、やがて婚約する。 美帆は2人の幸せを願いながらも、冬二ヘの愛を 断ち切ることはできなかった。決して知られてはならない想い、 冬二への切ない愛に、美帆は胸をこがすが、 運命の歯車は狂ったまま回り続け、2人の結婚式の日は近づいていく……。 愛してはいけない人を想う、美帆のつらく切ない想いが 感動を呼ぶドラマチック・ラブ！！ 以上解説 先生と生徒の切ない恋です。 けれど最近の漫画とは違い、学校での ラブシーンなんてもってのほかで とてもピュアに書かれています。 私が学生のとき真柴さんにはまって 色々読みましたが、一番好きな作品です。 真柴さんは切ないラブストーリーがとても上手です。 なぜか無性に読みたくなり 十数年ぶりに読んでしまいました。 相変わらず、ホロリとさせてくれます 姉と冬二が付き合っているのを美帆は 温かく見守るのですが、やはり忘れられず 時折強がっている美帆の姿を見ると とても胸を締め付けられます。 最後の終わり方は、あれでよかったと思います。 私　的　評　価 　　　５　段　階