2007/09/24(月)21:29
『人魚の森』
『人魚の森』高橋 留美子
神無木家の森の、どこかに、人魚が埋まっているという…
人魚の肉は、不老長寿の妙薬か!?表題作「人魚の森」ほか2話収録!!
以上解説
高橋さんにハズレはないですねぇ。
この作品は、人魚の肉を食べ不老不死になり
長い時をかけていろんな事を見てきた湧太が主人公です。
もう一度人魚に出会えば、この不老不死から
開放されるのでは、と人魚を探して旅をしています。
実はこの湧太500歳です。
この作品の中でも、いろんな時代が書かれています。
人魚って私にとっては
美しくて、イタズラ好きで、儚い
というディズニーのイメージ強いです。
しかしここに出てくる人魚は、残酷でグロいです。
旅をしていると湧太はいろんな人間に会います。
人魚の肉を食べると不老不死になることから
悪い人間がたくさん出てきますけれど
どうして悪人はいつも不老不死を求めるのか・・・・
寿命があるから、人生楽めると思うのですが・・・
湧太の不老不死になっての苦悩や、寂しさ、悩みが
しっかりかかれています。
高橋さんの人魚シリーズ。
もう2冊、「人魚の傷」「夜叉の瞳」というのもあるので
読んで見たいと思います。
私 的 評 価
5 段 階