『禁色』全３巻

『禁色』刑部 真芯 貴方を愛おしいと思うこと。いつか結ばれたいと思うこと。 女の子なら誰もが願うことなのに私の想いは「罪」でしかないのでしょうか――？　 腹違いの兄鼕也（とうや）との愛を密かに深める儚（はかな）。 しかし彼女の前に、親の決めた婚約者が現れ…!?　 能の家元を舞台に繰り広げられる、艶やかな平成恋絵巻第1巻。 以上解説 刑部さんの作品は初めてです。 う～ん、過激ですね。レディコミか？！ 愛し合ってる義兄妹。 実はこの鼕也（とうや）と儚（はかな）は腹違いで 別々の母親から同じ日に産まれたという 不思議な縁を持っています。 そんな２人は実は過去、身分違いで愛し合い、 周囲の反対で想いが叶わず、湖に身投げした 生まれ変わりの２人だったのです。 その記憶は兄だけにあり、 愛し合っていても一線を越えられない２人・・・ そんなところにフィアンセと名乗る男が現れて 兄妹の関係をエサに儚がおどされるんだけど。 このフィアンセの桐人が最初は嫌なやつだったけれど 儚に本気になっていくにつれて だんだんいいヤツになっていく。 っていうか、高校生に見えないんですが あんなに嫌っていた桐人を好きになっちゃうし。 兄、かわいそうでした・・・ 転生して生まれ変わり、やっと過去の恋人とめぐり合えたのに 儚とは義兄妹で父からは厳しくされ、家でも居場所が無く それでも儚と愛し合ってたにもかかわらず 横から桐人に儚を取られちゃうし 踏んだりけったりです・・・ 私　的　評　価 　　　５　段　階