『裸足でバラを踏め』１～２巻

『裸足でバラを踏め』上田倫子 北村純は、超極貧生活を送りながらも、幼い弟妹たちの世話をするのがいきがい。 ある日、兄の借金返済のため身を売ろうとする純は、芦田蒼一郎に 偽装結婚を持ちかけられて…。 以上解説 うえりん先生の新作は明治が舞台。 「リョウ」では平安時代で「月のしっぽ」では戦国時代 時代モノが続いています。 時代モノって、いろいろ制約が多すぎて 描くのはめんどくさいのかと思ってたけど うえりん先生の場合、あんまり気にしてないみたい。 貧乏で兄弟が５人いる(血は繋がっていない)北村純が ひょんなことから大富豪に嫁ぐことになる。 しかもお金で買われて。 今回はゴージャスです。 時代背景もあるけれど、大富豪と貧富の差をしっかり描いているし なんといってもイケメン旦那さま蒼一郎がいい。 子供っぽくて意地悪で野心家で・・・ 偽装結婚で、「愛さない、だから愛してはくれるな」と 変な要求つきつけられる。 そんな謎も２巻で明らかに・・・ 友人の望がからんできて もうこの３角関係から目が離せない これが現代だとちょっと冷めるけれど 明治時代だからいい! 意図的なんだろうけれど、薔薇の花が毎回すごいし なんてったって純の衣装がかわいい。 純も素直で、天然でかわいい。 駒井も面白いしw これでもか、というくらいのフリフリ リカちゃん人形のような衣装だもんね。 とってもかわいい。 この時代設定だから許される。 昼ドラになりそうなストーリー展開だけど やっぱり続きが気になる やっぱうえりん先生、好きだな～ 私　的　評　価 ５　段　階