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カテゴリ:旅日記(ポルトガル)
オビドスは、小高い丘の上にある、城壁に囲まれた中世の面影を残す小さな街。
夏には、ブーゲンビリアなどの花が、白い家々の軒先を彩り、その美しさから“谷間の真珠”と呼ばれています。 婚前旅行でオビドスを訪れたイザベルは、すっかりこの街に魅了されてしまい、ディニス王は結婚祝いとして、この街を王妃となったイザベルにプレゼントしたそうです。 そしてこの街は王妃の直轄地となり、1883年まで、代々の王妃に受け継がれていったそうです。 ここは、ポルトガルの中で、ナザレに続き、欧米人に人気の街だそうです ポルタ・ダ・ヴィラという、街の南側にある城門をくぐって街の中へ。 1830年に完成したこの城門は、敵の侵入を防ぐために、二重構造となっています。 内部はアズレージョで飾られて、とてもキレイです。何故か写真撮り忘れました メインストリートは、ディレイタ通り。石畳の細い道に、お土産物屋さんやレストランなどが立ち並んでいます。 とっても可愛い街なのですが、シーズン前で閑散としていることと、この写真の腕では、全然それが伝わりません 今日のランチは、この通りにある、ミシュラン☆付き(だった?)のレストランで頂きました。 アサリと豚肉のアレンテージョ風。ポルトガルのアレンテージョ地方の伝統料理です。 例の如く、大皿でドーンと来て、取り分けます。美味しかった お店に、日本語を勉強されたというブラジル人のお客さんがいて、日本語でお話したり、歌を聴かせてくれたり(笑)、気さくで明るい人たちに出会えて楽しかったです 食後は、街の散策です。 こちらは、街のほぼ真ん中辺りにある、サンタ・マリア広場に建つサンタ・マリア教会。 入ってみませんでしたが、外観は質素ですが、中は壁一面アズレージョで飾られているそうで、とてもキレイそうです。 1444年、わずか10歳のアフォンソ5世と、従妹の8歳のイザベルは、ここで結婚式を挙げたそうです。 こちらも質素な、サン・ティアゴ教会。 そして一番小高くなっているところには、古城。 こちらは、現在はポサーダとなっています。ポサーダとは、お城や修道院などを改装して、宿泊できるようにした、国営のホテルです。 このポサーダは、9室しかないので、中々予約は取りづらいようです。 雰囲気は、良さそうですね。 オビドスを囲む城壁、高さは13mだったかな? そこには階段があって上ることが出来るので、高い所は全然平気な私は、そこに上って歩いてみました。 道幅は狭く、風も結構あったので、長くはいられませんでしたが、城壁の外に広がるブドウ畑や、町並みなどが一望出来て、気持ち良かったです そして、通りをUターンして戻る途中、見つけたジンジャ。 名前を聞いた時は、ん?って思いましたが、生姜のジンジャーではなくて、ジンジャ(Ginja)です。 オビドスの名物で、サクランボのリキュールをチョコレートのカップになみなみと注いで飲んで、最後はカップのチョコも食べちゃいます 1杯1ユーロだったので、試しに1杯。アルコール度数は20%くらいで高めだけど、フルーティーで、軽くいけちゃう感じ(笑) チョコも甘すぎず美味しいです。 自分用のお土産に、チョコのカップとジンジャのセット、購入しちゃいました 城門を出た所でお馬さん発見。その遥か後ろに、水道橋がちょっとだけ見えます。 そして私たちは、オビドスを後にして、最終地のリスボンへ。 リスボンは、今までの都市と比べ、ビルが立ち並ぶ大都会でした。一気に夢から覚める感じ。 ツアーというものは上手く出来ている。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 13, 2014 01:06:19 AM
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