「地球の裏側まで走り続けた男」のブログ

　何回も言いますが、注意することは、
　最初から気合を入れすぎないことです。
　自動車にアイドリングが必要なように、
　人間にもアイドリングは必要です。

　時には３ヶ月でフルマラソンに出れるようになる人も
　いないではありません。
　せっかく運動しようと思ったのだから
　目標くらい持たないとやる気が出ないという気持ちも
　わからないでもありません。

　しかし、そういう「加速成功」のできる人は
　周りにそれなりの条件が整っている人か
　イメージトレーニングがきちんとできる人だけです。

　イメージトレーニングができない人は、
　いくら思いつめてもできないし、
　そもそもきちんと運動したことのない人が
　運動のイメージを持つのは土台無理な話です。

　しかも、短距離を走るのと、長距離のイメージでは全然違うし、
　同じ長距離でも１５００メートル走くらいが長距離だと思っていると、
　１０キロ、２０キロではまったく別の世界です。

　だからここでは、走ること歩くことがどういうことなのか
　イメージすることが大切なのです。
　大切と言うと大げさですが、要するに身体に覚えてもらうことです。