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広瀬隆雄の「新興国(BRICs、VISTA、ネクスト11等)投資情報レポート」

2013年05月14日
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今日のまとめ

  1. 4月の鉱工業生産は予想を下回った
  2. 4月の小売売上高も予想を下回った
  3. 中国人民銀行が実質金利を高く設定しているのがスランプの原因

鉱工業生産

中国の4月の鉱工業生産は+9.4%でした。市場予想は+9.5%ですので、それを下回りました。因みに3月は+9.5%でしたので、それよりも一段と鈍化しています。

中国の鉱工業生産(%、前年同期比、3カ月移動平均、中国国家統計局)

これで中国の鉱工業生産は3カ月連続して前月より鈍化したことになり、これは先に発表された生産者物価指数の下落が示唆する、中国の製造業部門の活動の低下を裏付ける内容となっています。

小売売上高

中国の4月の小売売上高は+12.5%でした。市場予想は+12.6%でしたので、落胆すべき内容でした。因みに3月は+12.4%でした。

中国の小売売上高(前年同期比%、国家統計局)

中国では、これまでの輸出主導型経済から内需主導型経済に転換すべきだということが言われて久しいです。しかしこれまでのところ、このシフトは上手く行っていません。

この一因は中国では社会保障制度が比較的充実しておらず、それが中国の消費者が高い貯蓄率を維持し、なかなか消費に回さないことにつながっていることによります。

中国人民銀行が不動産投機を抑制するため実質政策金利(政策金利からインフレ率を引き算したもの)を2.9%と、主要新興国中最も高い水準に設定していることも原因だと言えるでしょう。







最終更新日  2013年05月24日 15時27分31秒


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