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ドリューバリモアが初めてプロデュースを手がけた作品。 シカゴ・サン・タイムズ社のジョジーはダサくて、地味で、真面目を絵に書いたような人間。25年間、男性と付き合ったことも、ましてや「ホントの」キスしたこともない。ある日、そんな彼女に地元の高校に生徒として潜入し、今どきの高校生の実態をレポートするという仕事が回ってきた。太ってていじめられて嫌な思い出ばかりだった高校生活をもう一度やり直しながら、新聞記者として、一人の女性として成長していくジョジー。彼女にホントの出会いは訪れるのか? あたしドリューバリモアがかなり好き。 ここ数年、思いっきりFlopな映画にも出てるけど、かなり「面白い」、色んな意味で独創的な映画にも出ている彼女なので。 見るたびに、顔や雰囲気が見事に違うのも面白い。 気だるげな一癖も二癖もありそうな女や、可愛いウェイトレス、ヴァンプ等々。 で、このNever Been Kissed。 いや~先日の藍色夏恋とは別の意味で楽しかった。 25年ぶりの相変わらずな高校生活。 学校の人気グループのお洒落でポッシュな女の子達。学校で一番ハンサムでいけてる男の子達(このリーダー格のガイという少年演じる俳優さんがすごくいい。)のグループ。優等生でみんなからガリ勉なんて呼ばれちゃってるグループ。格好いい先生に怖いセンセ。 ジョジ-は溶け込もうと努力すればするほど浮かび上がるばかり。(この辺かんなり恥ずかしいよ。あたしあまりの恥ずかしさにウロウロしちゃったもん。)高校時代の悪夢がよみがえる…。 高校という小世界の中で存在するハイアラーキーと人間関係の鎖(小世界だからこそ固定化し、抜け出せない痛み)。 でもそんな悪夢のような高校時代を再体験する中で、そのトラウマとそれ以降そのトラウマによって踏み出せなかった領域へのステップを踏み出し、そして何よりも周囲の人々の考え方をも変えていく。そして最後には、皆で良かったね。と手を叩きたくなるような、暖かい、可愛いエンディング。 勿論、現実にはこんな風にいかないし御伽噺なんだと思う。でも決しておちゃらけ過ぎてない可愛らしい、見た後気分のいい映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
こんにちは。
青春映画というか、学園モノというか、こういうヤツが結構好きなんですわ。年甲斐もなく。 ドリュー・バリモアも好きです。 というわけで、メモしとこうっと。 (Jun 8, 2004 12:15:06 PM) |