095466 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ISHマイクロマウス

ISHマイクロマウス

マイクロマウス競技について

「マイクロマウス」とは

大きさとゴールだけ判っている迷路を、機械仕掛けのネズミ(=マウス)で探査して、いかに早くスタートからゴールまでの時間を争う競技です。
スタートは規定時間内に5回まで可能で、最短タイムが記録となります。迷路の大きさは16×16や32×32などがあり指定された角の1マス(=区画)から時計周りにスタートします。
最初の走行は、迷路の状態が判らない状態なので第一走行=探査しながらの走行となり、壁の有無を調べながらゴールを目指します。タイムレースなのですが当然第一走行には時間が掛かります。ゴールに到達してから、更に探査を続けても、申告してマウスを取り上げスタートへもどすことも出来ます。
2回目の走行は、第一走行で得た迷路配置情報からゴールへのルートを計算してスタートします。3回目~5回目は、より早く走行する設定にしてチャレンジします。 最短時間で走行するためには、バランス良い車体、細かく制御できるハード、柔軟に対応するソフトの3要素がある程度のレベルで必要になってきます。



2種類の「マイクロマウス」迷路

1980年から現在まで1区画が180mm角である迷路が使われてきましたが、近年 1区画が90mm角のサイズのハーフサイズ迷路が登場しました。(面積比1/4、体積比1/8で難易度かなりUpです)
この半分サイズ(=ハーフサイズ)を、今はマイクロマウス(ハーフサイズ)と呼称し、従来のサイズをマイクロマウスクラシックと呼ぶことになってます。
サイズが大きな方が設計~製作の余裕があり楽なことから、必然的にクラシックから入門するのが一般的ですが、機体完成後のデバッグ~調整段階では圧倒的に省スペースで可能なハーフの方が有利です。(3m×3mの迷路を平気で置いておける人を除くw)



マイクロマウス競技について

1980年からニューテクノロジー財団が企画運営して全国大会が年1回行われ最高峰のマウサー達が集まりタイムを競っています。各地区ブロック大会から勝ち上がったシード保持者か地区大会で1回以上完走した記録がある人ははエキスパートクラスへエントリーとなります。完走の記録を持っていない人や新規参加者はフレッシュマンクラスへエントリーします。この2クラス制はマイクロマウスクラシックで設定されているものでマイクロマウス(ハーフサイズ)は未だ参加台数が多くないのでクラス分けされていないようです。
各地区で学生大会や地区大会を企画して運営している活発な活動をしているところも多々ありますので、財団HPの地区大会へのリンク等で調べてみてください。
ニューテクノロジー財団は2011年10月から公益財団法人に移行し、<公益財団法人ニューテクノロジー振興財団>になっています

2012.12.21 by いしやん2001



© Rakuten Group, Inc.
X