C++Builder10.1でD2XXを使う
以前Boland社のC++Builder3を使っていたが、最近になって買収先のエンバカデロがC++Builder10.1starter(Win32限定)を無償で提供していると知り、とても懐かしくなって早速ダウンロードしてみましたさてWin7に入れて起動してみたが、画面こそ違うが触った感触は昔のままで笑えた中身にもBoland表記とかいろいろ残骸が残りまくりで、全然作り変えていないっぽいwww(会社が違うのにBCBって言い方が、今でも生き残っている事実も笑えるんだが^^;)相変わらずシリアル通信コンポーネントが無いので、昔使っていたTcommを入れてみたが失敗w困ってしらべたらGetItでAsyncProというのが入手出来ると知り、インストールしたが高機能すぎ&使い方が全然判らん。いろいろ資料やサンプルコードを漁るが入手出来ず、99%以上は要らない機能なので、諦めて削除wやりたいことはRS232ポート制御って訳では無く、今時のFT232Rを扱えればOKなので、FTDI社提供のD2XXを使って直接FT232RにアクセスすることにするFTDI社から最新のドライバをダウンロードして、テスト用プロジェクトでトライするもエラーが消えないwww問題は、最新のFTDI社のD2XXドライバに入っているインポートライブラリがCOFF形式で供給されている為だと判明マイクロソフト社のVisualStudio向けなのだが、BCBではOMF形式を使う為、これを使うことが出来ない(埋め込み出来るStaticも同様の理由で使うことが出来ない)binフォルダにあるcoff2omf.exeでも変換することは出来なかったいろいろやってみて、見つけました~♪現在も公開されているBCBサンプルの中に、古いバージョンながらもOMF形式のインポートライブラリが含まれているhttp://www.ftdichip.com/Support/SoftwareExamples/CodeExamples/C++Builder/ST232R.zipこの中で、必要なファイルは2つ、パスを通すかプロジェクトのフォルダへコピーしておく>D2XX.H 2006年のBCB5用のヘッダ ?>D2XX.LIB インポートライブラリ(OMF形式) *D2XX.dllはPCへ予めインストールされている最新のものでOK(呼び出しに問題は出ていない)RS232のシリアルコンポーネントを扱うよりD2XXで叩いたほうが簡単で速い、これで十分じゃないか~と思いましたC#とかでやっている部分をBCBで作り変えて、遊んでいるところですVB.NETとかC#よりも扱いやすくて快適です~やっぱC++で書いたほうが簡単で判り易いなぁ~と、しみじみ感じます(但し、Visual C++は除くw)つまらぬ日記ですが、BCB10.1にD2XXを入れたいのに困っている方がいるだろうと信じで、敢えて書込み。以上